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これはスイーツ?創業120年の老舗が手がける「さつま揚げ」がかわいすぎ

  • 2021年2月16日
  • Walkerplus

1901年にかまぼこ専門店として創業した老舗「魚万」。奈良・ならまちのメイン商店街に本店を構え、地元の「揚げ物屋さん」として長く親しまれ続けている。”知産知消”をコンセプトに奈良県産のシルクスイートなど地元素材を使ったものや、ジャガイモとすり身を合わせた大人気のバターポテトなど、幅広い商品をラインナップする。

そんな人気店では、季節のイベントごとに限定で登場するさつま揚げがかわいいと話題に。今回は魚万商店の代表取締役の魚谷和良さんに、趣向を凝らしたさつま揚げのこだわりについて聞いてみた。

■キュートなさつま揚げがSNSで話題沸騰!
母の日やハロウィン、バレンタイン、ホワイトデーなど、季節のイベントに合わせて展開するギフト用のさつま揚げ。20年には母の日のギフトとしてスイーツに見立てた「ロリポップ揚げ天セット」や、ハロウィンには限定で「お化けのかまぼこセット」などが登場。SNSを中心に「乙女心がくすぐられる!」「撮影したい!」「かわいいうえに、おいしそう」などと話題を集めた。

シーズンごとにかわいいデザインのさつま揚げ&かまぼこが登場するようになったきっかけが、2020年に初めて販売したバレンタインギフト用のさつま揚げ。大粒のトリュフチョコに見立てたさつま揚げを販売したところたちまち話題となり、それ以降味はもちろん愛らしい見た目にもこだわった限定商品を展開している。

2021年のバレンタインにはバジルやチーズを使った「洋風セット『Tesoro』」と、黒ごまやきな粉を使った「和風セット『鍾愛』」の2種を販売。今年も人気は衰えることなく、ネットではすぐに完売したのだそう。

商品開発のきっかけについて魚谷さんは「『ひと口サイズのさつま揚げをチョコレートギフト風の箱に入れてみてはどうか?』と思いたったのが始まりです」と語る。「2019年に販売を試みたところ、予想以上に周囲からの反響が高かったんです。その評判を受けて2020年には本格的にバレンタイン用のさつま揚げを開発し、販売に踏み切りました」。

そこからあっという間に話題となり、”老舗蒲鉾店のおもしろいチャレンジ”として、数多くのメディアにも取り上げられたそう。

商品のこだわりを聞いてみると、「具材は、色彩と味のバリエーションにこだわって厳選。なかでも重視しているのは、”魚肉すり身との相性”です」と、魚谷さん。

■固定概念に縛られない、斬新なさつま揚げを展開!
季節限定ギフトはもちろん、わか草コーンやきくらげなどを使った新商品の開発にも力を入れる。商品のアイデアで大切にしていることを魚谷さんに尋ねたところ、「既存製品の具材や形状から一旦離れてみること」と答えてくれた。

「関わっている年月が長いほど、無意識に固定概念が作られていて、なかなか新しい発想が出てこないことがあります。そんな時は、練り物にあまり関わりの無い人の意見やまったく別ジャンルの食品にヒントを貰うことが多いんです」

歴史や伝統にとらわれすぎず、商品の発想には常に新しい風を取り入れているという。

最後に、今後展開していきたい商品について聞いてみた。「第一に『味』にこだわりながら、少しでも多くのお客様に興味と関心をもってもらえる商品を目指したいです。思わず手に取ってもらえるような『ひと口サイズ』や『ギフト』、『見映え』は今後も大切にしながら、商品開発に励みます」

長い歴史で培った技術や手作りへのこだわりは大切にしながらも、新しいさつま揚げに挑戦する「魚万商店」のユニークな商品に、今後も期待したい。

取材・文=左近智子(glass)

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