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松葉ガニ!紅ズワイガニ!活ガニも! 松江のかに小屋でカニざんまい

  • 2020年12月24日
  • Walkerplus

冬に味覚として挙げられるカニ。そのおいしさは知られているものの、高価ゆえなかなか気軽に食べられない高級食材。そんなカニをガッツリ食べられる「かに小屋」が島根・松江にオープンした。市場直送の新鮮なカニをリーズナブルな価格で食べられるため、例年県内外から多くの人が訪れる。2021年1月31日(日)まで営業する。
※休み:2020年12月28日(月)~2021年1月8日(金)

「かに小屋」では、この2種のカニを市場直送の新鮮な状態で安く食べられる。通常、倉庫として使っている場所を使い、冬の期間だけ「かに小屋」として営業している。店内は装飾などもなく、ビールケースの椅子とコンロが置かれたテーブルのみで、まさにカニを食べるためだけの場所といっていい。ひたすらカニを焼いて食べるにはもってこいだ。

ここで食べられるカニは、鳥取県の境港が水揚げ量No.1の紅ズワイガニと山陰が全国に誇る高級ブランドの松葉ガニ。紅ズワイガニは“赤い宝石”とも呼ばれ、身はみずみずしく繊細で、柔らかくて甘味とコクが感じられるのが特徴。「かに小屋」では、一杯1800円から3000円(時価)とリーズナブルに食べられる。松葉ガニは“極上品”と称される高級品で、身の上品な甘味と濃厚なカニ味噌が格別だ。それがなんと時価で2500円から5000円と相場よりも安価。どちらもボイルしてあるので軽く炙る程度でOK。初めてでも焼き方のコツを知らなくても食べられる。

そして、「かに小屋」のメニューの中で最もおすすめしたいのが、数量限定の活松葉ガニ。まだ動いている姿に一瞬ひるむ人もいるかもしれないが、生きたままの松葉ガニを焼いて食べるという、なかなかの贅沢を体験できる。活松葉ガニは地元島根県内でも希少で、食べられるとしてもかなりの高級品。それが「かに小屋」なら時価2500円から5000円と驚くほどリーズナブルに味わえる。刺身でも食べられるほど鮮度は抜群だが、ここではしっかり火が通るまで焼いて食べることを推奨している。入荷がないこともあるので、見つけたらぜひ食べておきたい。

網の上にのせて焼いていくとカニの殻が少し焦げて、何ともいえない香ばしさが漂う。ボイル済みのカニは炙る程度で食べられるので、焼き過ぎないようにタイミングを見計らって食べるのみ。ちょっと贅沢に紅ズワイガニと松葉ガニの味比べをするのもいい。そして、火を通す活松葉ガニをその間に焼いていく。ボイルしたものと違って、カニの香りをより感じられ、身も甘く風味豊か。

店内には無料で使える調味料もあるが、絶対的にまずはそのまま味わうべき。カニの旨味を存分に楽しんでから、必要に応じて調味料をプラスして楽しむことをおすすめしたい。醤油やぽん酢などいくつかあり、地元のメーカーが作った「かに小屋」のための「かに酢」なるものも。優しい酸味でやや甘めの味わいがカニの旨味を引き出してくれる。松江のカニの味を知っている地元メーカーが「かに小屋」のために作ったものなので、一度試してみてほしい。

カニを丸ごと一匹食べられるこの機会に、忘れてはならないのがカニ味噌。鮮度がいいので臭みなどはなく、濃厚で甘味も格別。そのままはもちろん、ほぐしたカニ身と和えて食べるのもいい。お酒を飲む人なら味噌を食べた後の甲羅に日本酒を注いで甲羅酒を楽しむのがおきまり。松江市内の蔵元の地酒を数種そろえているので、飲み比べてみるのもおすすめだ。

「かに小屋」ではカニ以外にもノドグロ、ハタハタ、カレイなどの島根県産の干し魚や、サザエ、アワビ、ホタテ、イカなど、多彩な海の幸を堪能できる。サイドメニューではフランクフルトやトウモロコシ、焼きおにぎりなど焼いておいしいものや、カニ汁や岩のりなどもあり、カニとともに味わえる。

カニをはじめとした海の幸でおなかを満たすことができるという贅沢を体験できる「かに小屋」。今年は予約制で1組90分制と時間制限をしている。開催期間も1月31日(日)までなので、早めに予約をしてカニ三昧を体験しよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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