「ポッター平井の激推しアイドル!」第241回は、NMB48の上西怜が登場!次代を担う19歳のグラビアスターが待望の1st写真集『水の温度』(集英社)を2020年11月25日に発売。その見どころや撮影時のエピソード、タイトルの由来にちなんで"境界線"をテーマにしたトークなど、れーちゃんの知られざる素顔に迫る。※12月10日、NMB48劇場にて
■れーちゃんの"境界線"を探る!
―11月25日に1st写真集『水の温度』が発売されました。おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
―れーちゃんは「10代のうちに写真集を出したい」とずっと言っていました。その夢が叶いましたね。
「本当にずっと夢だったので、まだ信じられない気持ちです。発売日にはネットサイン会もさせていただいて、今までで1番幸せな日でした」
―しかも、オリコンの週間BOOKランキング(写真集部門)で、2位にランクイン!
「ファンの皆さんには『1位を獲りたい』と言っていたので、その悔しさはあるんですけど、たくさんの方が私の写真集を手に取ってくださってすごくうれしいです!」
―『水の温度』というタイトルの由来を教えてください。
「水とお湯の境界線は曖昧で、私もファンの皆さんにとって妹なのか、彼女なのか、いつから妹から彼女になったのかという境界線が曖昧で、皆さんにとって私との関係は何度なのか?という意味です」
―ということで、れーちゃんの様々な境界線を探ってみたいと思います。こちらの箱にそのテーマが書かれた紙が入っていますので、引いて下さい。
「"長風呂"!」
―何分以上お風呂に入っていたら長風呂だと思いますか?
「40分!私は基本的に1時間入るんですけど、『今日は眠いなぁ』という時でも30分じゃ短い気がして、40分は絶対入ります」
―お風呂に入っている時は何をしていますか?
「ファンの皆さんからのモバイルメールの返信を読んだり、インスタのコメントにいいねしたり、毎朝おはようツイートをしているんですけど、カメラロールからそれに使う写真を探したりしています」
―SNSは大事ですもんね。ちなみに、お風呂のお湯の設定温度の境界線は?何度以上だと熱いですか?
「40度より上だと熱いです。40度以下じゃないと、のぼせちゃいます」
―次のテーマに行きましょう。
「"お買い得"!」
―バーゲンとかで、何パーセント割引なら「お買い得やなぁ」と思いますか?
「50パーセントオフ!半額なら何でも買います(笑)」
―「何でも」は盛りましたよね(笑)。
「ANDGEEBEE(アンジービー)がセールをしていたら、20パーセントとか30パーセントオフでも買います!」
―ANDGEEBEEというのは、れーちゃんが大好きな先輩メンバーの村瀬紗英さんがプロデュースしているファッションブランドですけど、れーちゃんは私服もレッスン着も全部ANDGEEBEEですよね。
「自分が欲しいものなら買っちゃいます」
―では、次のテーマに行きましょう。
「"浮気"!?」
―いつか彼氏ができた時、"彼氏がこれをしたら浮気ですよ"という境界線は?
「女の子と2人っきりで会う!どっちかに気持ちがあったらもうアウトじゃないですか。もし、今日これから女の子と会うよって言われたら、許すけどイヤですね」
―なるほど。じゃあ会ってはいないけど、電話で仲良さそうに話すのは?
「電話もLINEとかも含めて、2人は全部アウトです(笑)。私は仲の良いメンバーとも電話はほとんどしないので、そのノリがわからないです」
―次が最後のテーマです。
「"大人と子供"!」
―れーちゃんは19歳なので、年齢的にも大人と子供の境界線にいると思うんですけど、年齢はさておき「これができたら大人」と思う境界線は何ですか?
「大人の方と対等に話せるようになったら、大人になったのかなと思います。店員さんとかが、私のことを高校生と思って話しかけているのかなという時が多いので、同じ目線で話していただけるようになりたいです」
―その答えがなかなか大人ですね~。ちなみに、年下だけど「大人だなぁ」と思うメンバーは?
「塩月希依音ちゃんです。(10月に開催した)次世代コンサートで、みんなをまとめる役もしっかりとやり遂げてくれたので、安心して任せられます」
■1st写真集『水の温度』撮影時のエピソードを語る!
―れーちゃんの1st写真集『水の温度』をまだ見ていない方に向けて、セールスポイントを紹介してください。
「私は1ページ目からお気に入りで、写真集を開いた瞬間にドキッとすると思います。前半は笑っている写真だったり、普段の私がたくさん載っているんですけど、中盤あたりで大人っぽい私を見ていただいて、最後には今までしたことのなかった大人なカットにも挑戦したので、雑誌のグラビアを見て私を知ってくださった方にもぜひ見ていただきたいです」
―では、写真集を見たファンの皆さんに向けて、撮影時の裏話を教えてください。
「プールで撮影した写真があるんですけど、その日は台風の予報だったのにめちゃくちゃ晴れました。あと撮影中に気付いたんですけど、腰にハートの形のえくぼがあるのでそこも見てほしいですし、私の体に小さいホクロが多いので、何個ホクロがあるのか数えてほしいです(笑)」
―国内3府県で撮影が行われました。れーちゃんの地元の滋賀からスタートしたそうですが、滋賀での思い出は?
「琵琶湖に飛び込むカットがあって、『飛び込むの!?』ってビックリしたんですけど、学生の頃に戻ったような気持ちになれて本当に楽しかったです」
―先行カットで公開された、ひまわり畑での写真も印象的です。
「『滋賀にこんなところがあったんだ!』って感動しました。ひまわりが大好きで、ひまわり畑で撮りたいと思っていたので念願が叶いました」
―大阪での思い出は?
「砂浜で遊んではしゃいでいたので、私らしい素の感じが出ていると思います。舌を出しているカットも珍しいと思うので、見てほしいです」
―最後に訪れた鹿児島での思い出は?
「私の1番のお気に入りの焚火(たきび)のカットを撮影しました。今まで見たことのない、大人な表情の私を見ていただきたいんですけど、裸足なのに地面に虫がいっぱいいて、大人な表情をしながら虫から逃げていたんだなと思って見てください(笑)」
―見えない戦いがあったんですね(笑)。鹿児島でおいしいものは食べましたか?
「黒豚しゃぶしゃぶを食べました!しゃぶしゃぶが大好きで、鹿児島のご当地グルメの黒豚も食べることができて幸せでした。滋賀で撮影した時は近江牛とかも食べて、毎日お腹いっぱいで寝ていました(笑)」
―れーちゃんのお姉さんはNMB48卒業生の上西恵さんですが、れーちゃんの写真集を見て何か言っていましたか?
「『かわいい!いいやん!胸でかっ!』って(笑)。実は、お姉ちゃんの写真集で花冠を投げてキャッチするカットがあるんですけど、私は麦わら帽子でそれをしていて、シンクロしているんです」
―それは見比べてみたいですね。親御さんの反応は?
「めっちゃ喜んでくれました。お姉ちゃんが写真集を出した時もそうだったんですけど、私の写真集を10冊ぐらい家に飾ってある写真が送られてきました(笑)」
―写真集をテーマにした冠ライブをNMB48劇場で11月29日に開催しました。
「1人でステージに立つなんて私には縁がないと思っていたので、すごくうれしかったですし、(観客は)私のファンの方だけなので、緊張せずに安心して全部を出し切れたと思うので、楽しいライブでした。こうしてチャレンジする機会をいただけるのは本当に幸せだなと思いますし、もっといろんなことにチャレンジしたいなと改めて思いました」
―MCでは、れーちゃんをこよなく愛する同期の水田詩織さんも登場しました。
「私もファンの皆さんも見ていないような細かいところまで写真集を見てくれていて、その魅力をたくさん語ってくれて、すごくうれしかったです」
―最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!
「いつも応援してくださっているファンの皆さんのおかげで、ずっと夢だった写真集を出すことができました。私の夢と10代の青春が全部詰まった写真集になっているので、私と一緒に恋に落ちてくださるような気持ちで毎日見て、ニコニコ、ドキドキしていただけたらうれしいです!」
取材・文・写真=ポッター平井
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。