阪急うめだ本店の大人気イベント「バレンタインチョコレート博覧会」が今年も開幕。国内外約300ブランド、約3000種類のチョコレートがそろう日本最大級のチョコレートの祭典だ。
今回は、インターネットでの先行販売を実施し、第一弾、第二弾、第三弾と順次ブランドが登場。さらに、全館のイベントスペースを使用し、阪急史上最大の規模で展開する。
■オンラインショッピング先行販売や大規模展開で密対策
阪急うめだ本店でバレンタインプロジェクトを担当する稲垣めぐみさんに、今回のテーマや特徴を聞いてみると「『バレンタインチョコレート博覧会2021』は“チョコレートを通して旅をする~知れば知るほど好きになる~”がテーマで、9階の会場だけでなく、地下1階から10階までのイベントステージを使いバレンタインを提案します。さらに今年は12月2日より、オンラインショッピングで先行販売を実施しています」とのこと。
■第一弾は人気声優・岡本信彦さんとのコラボが!
オンラインショッピング先行販売について稲垣さんに聞いてみた。
「現在展開中の先行販売の第一弾では、『CHOCOHIKO(チョコヒコ)』5種を販売。数多くのアニメ作品に出演し、大のチョコレート好きとしても知られる人気声優の岡本信彦さんと阪急うめだ本店との期間限定コラボです」
「おすすめはプラリネアソートをハート缶に詰めた「CHOCOHIKO」プラリネショコラアソート。ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、黒ゴマ(アーモンド&ヘーゼルナッツ)、アーモンド&ヘーゼルナッツと、4種類の異なる食感と風味が楽しめます。しかも缶の内蓋には、ホワイト、ブラウンともに違うメッセージが付いています」
■第二弾では定番人気の20ブランドが登場
続いて、12月16日(水)からの第二弾ついては、「毎年売切れ必至の約20ブランドがそろいます。中でも『クラブハリエ』や『エスコヤマ』、『ピエールマルコリーニ』は毎回人気が高いので、お早めのご購入がおすすめです」とのこと。
第三弾は2021年1月6日(水)からスタートし、全ブランドが販売される。オンラインショッピングでの販売は数に限りがあるので、特設サイトを要チェック。
■9階祝祭広場ではベルギーを、催場ではフランスなどを特集
2021年1月20日(水)から9階祝祭広場などで開催される店頭販売では、約300ブランド、約3000種類が勢ぞろい。
「祝祭広場では、『ワールドチョコツアー』と題し“ベルギー”を特集。紀元前2000年には現在のメキシコ南部、中央アメリカで食されていたとされるカカオが、ヨーロッパに渡ったのは16世紀のこと。スペイン人によって持ち帰られ、やがてチョコレートに変化を遂げながらヨーロッパ各国、さらにはアメリカ合衆国、日本に広まったといわれております。そんなルートをたどって壮大なチョコレートの旅へ出かけるような気分を会場で楽しめます」と稲垣さん。
おすすめを聞くと「店舗をもたないベルギーチョコレートのセレクトショップ『レーヴ・ドゥ・ビジュー』は、毎年スタッフがベルギー中を巡り、“通常日本で取り扱いのないチョコレート”からトリュフやリキュール・ボンボンなどそれぞれの種類の中で一番おいしいと思ったチョコレートをセレクト。ベルギーのさまざまな地方のチョコが食べられます」とも。
続いてフランスチョコレートのイチ押しも教えてくれた。
「『セバスチャンブイエ』のタルトレットショコラは、フランスらしく、おしゃれな見た目と素材にこだわったチョコレート。『ショコラトリー ドゥ マリュー』のココ・クラウンベリーは、フランス郊外のサボア地方で、家族で営む老舗ショコラトリー。 フランス人が大好きなココナツのフレーバーが魅力です。
また会場では、『ル・ショコラ・アラン・デュカス』の焼きたてフィナンシェを3種類ご用意しています。ヘーゼルナッツ風味の“フィナンシェノワゼット”と、ピスタチオを生地に混ぜ込んだ“フィナンシェピスターシュ”は、どちらもナッツをたっぷりトッピング。“フィナンシェ ショコラは、カカオ風味の生地にカカオニブをトッピングしています」
そのほか、スペインやイタリア、英国、アメリカ、日本のチョコレートも並ぶのでいろいろ巡ってみよう。
■9階のギャラリーなどでも多彩にチョコが集結
9階のアートステージや阪急うめだギャラリー、阪急うめだホールでもチョコイベントが催される。
「アートステージでは“ティーチョコレート”をテーマに、中国、台湾をはじめ、日本で作られたお茶や世界各国の紅茶など多彩に紹介。お茶とチョコのマリアージュを提案します。おすすめは『茶辻』の生チョコで、琉球紅茶の豊かな香りが楽しめます」
「阪急うめだギャラリーでは“カカオワールド”を展開。自国で生産されたカカオの持ち味を存分に引き出したチョコレートや、カカオ豆の選別、加工から一貫して手掛ける“Bean to Bar”が登場します。さらにカカオの生産者や産地にこだわり、素材を生かしきるために情熱を注ぎこむ世界の作り手たちの味がそろいます。
注目は『テオアンドフィロ・アルチザンチョコレート』。フィリピンのお菓子、バナナの揚げ春巻き“ツーロン”をイメージしたチョコレートや、深いコクのあるフィリピンのバラココーヒーを使用したミルクチョコレートなどフィリピン感あふれるチョコレートです」
「うめだホールでは“ちょことチョコランド”として、バレンタインでは初登場の『AND THE FRIET』など、キュートなルックス、大好きなキャラクター、クールなモチーフ、ユニークなアニマルといった、楽しいチョコを集めました」
食べてみたいチョコが多すぎて迷ってしまうが、今年はインターネット販売があるので、家でじっくり吟味して、プレゼントはもちろん、自分へのご褒美を選べそうだ。
取材・文=下八重順子
※価格はすべて税込です。
※12月14日時点の情報です。
※写真はイメージです。内容の変更やなくなり次第終了する場合があります。
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