長崎県雲仙市小浜町にある個人所有の庭園「三十路苑(みそじえん)」が、紅葉の見頃を迎える11月20日(金)~12月6日(日)ごろまで一般公開される。入場料は一般(高校生以上)500円、中学生以下無料。
紅葉する植物が120種類を超え、九州屈指の紅葉の名所との呼び声が高い雲仙岳(うんぜんだけ)。その紅葉で一番最後に見頃を迎える「三十路苑」は知る人ぞ知る穴場的スポットだ。小浜温泉と雲仙温泉の間にあり、普賢岳(ふげんだけ)より1000メートルほど標高が低いため、遅い時期まで紅葉を楽しめる。
三十路苑は、島原半島の郷土料理「ろくべえ」を出す「六兵衛茶屋」の経営者が8000坪の自宅裏山にもみじを植えだしたことが始まり。約40年たった現在、約1000本を超えるもみじが広大な敷地を鮮やかに彩る。日没後はライトアップも行われ、幻想的な世界が広がる。
また、日替わりでマルシェや雑貨店などが出店するイベント「ir(いる)」も会場内で同時開催。食べ歩きをしたり、お土産を買ったりしながら鮮やかに色づいた紅葉を堪能できる。
雲仙の紅葉のラストを飾る「三十路苑」に出かけて、今年最後の秋を感じよう。
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