兵庫県神戸市の六甲山の山上付近で現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」が11月23日(祝)まで開催中。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、六甲山の優れた景観や自然環境、歴史や文化を楽しみながらピクニック気分で芸術散歩が楽しめる野外型の展覧会。2010年から毎年秋に開催され、今年で11回目を迎える。六甲有馬ロープウェーや六甲山ビジターセンター、グランドホテル六甲スカイヴィラなど、六甲山上の観光施設全12会場で展開され、各会場は徒歩のほか、バスでも移動できる。
作品が展示される招待アーティストは、久松知子、山城大督、史枝、竹内みか、C.A.P(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)など全28組。また、公募で選出された今後の活躍が期待されるアーティストの作品も展示される。
今年は185作品の応募があり、グランプリに選ばれたのは上坂直の「六甲景鏡」。六甲山上にある施設の空間を精巧に縮小再現した立体作品で、自然体感展望台の六甲枝垂れに展示されている。そのほか、準グランプリの松本千里「やまのかたち」(グランドホテル六甲スカイヴィラに展示)や、神戸市長賞のKIMU「green on green」(六甲山カンツリーハウスに展示)などの全16組の公募作品が会場各地に展示される。
六甲山上のオープンエアな環境のなか、ハイキング気分でさまざまなジャンルのアートに身近に触れられる「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」に出かけよう。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。