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まるで『ドズル中将を探せ』?整備兵一人ひとりの顔が浮かぶ「ビグ・ザム格納庫」がSNSで話題沸騰

  • 2020年10月9日
  • Walkerplus

ビジンスパーソンの“雑談力”アップを応援する、ウォーカープラスの新企画「ウォーカービズ」は、“ガンダム好き”の上司や同僚との雑談ネタになる「ガンダムマメ知識」を紹介していく。今回は、「戦いは数」だと知りながらも、ビグ・ザム単騎で連邦軍に抗ったドズル・ザビ中将と、エギーユ・デラーズ、シン・マツナガ、アナベル・ガトー、ケリィ・レズナーといった宇宙(そら)の戦士たちが登場するガンプラジオラマをフィーチャーする。

本作「決戦 -Decisive battle- 宇宙要塞ソロモン」をTwitterで公開したのは関西在住のジオラマ作家・まんねん工房(@hide94373)さん。実力派モデラーとしてガンプラ界隈で知られるまんねん工房さんは10月3日、4年越しの作品として当ジオラマの写真をSNSに投稿。その反響は大きく、約8000リツイート、1.8万いいね!(10月8日時点)を集めている。まんねん工房さんが本作に込めた思い、こだわりの“仕掛け”について話を聞いた。

■「ドズル中将やデラーズ、シン・マツナガ、ガトーを探してください」(まんねん工房)

――ビグ・ザムを製作した理由は?

「この作品はオーダーメイドでして、依頼主からのお題が『ビグ・ザム格納庫』ということでした。私は生まれてこの方、ビグ・ザムをかっこいいと思ったことが一度も無かったので(笑)、あまり乗り気ではなかったのですが、話を進めるうちに“おもしろいかも”と思えるようになってきました」

――「おもしろい」と思えるようになった理由は?

「不格好だからこそ、“兵器としての説得力”を持たせることでかっこよく表現できるのではないかと思ったんです。今ではすっかりビグ・ザムのことが好きですね」

――普段はどんなガンプラを製作することが多いのでしょうか。

「ジオン軍と量産機が好きなので、ジオン系量産機、特にザクを作ることが多いです。ザクは兵器としてデザイン性に優れるだけでなく戦車のような“泥臭さ”といった“戦場の匂い”を感じさせる存在なので、ジオラマの素材にしやすいです」


――本作のストーリー設定があれば教えてください。

「本作はファーストガンダムにおける『ソロモン決戦』の直前を描いています。ドズル・ザビ中将がパイロットたちを演説で鼓舞するなか、整備兵によってビグ・ザム(およそ1/155)の整備、点検が急ピッチで進められています。左に見えるリック・ドム(1/144)は、偵察から帰還してきたところです」

――整備兵一人ひとりの息遣いが聞こえてきそうです。

「ビグ・ザムは、ギレンにより増援としてア・バオア・クーからソロモンに送られた規格外の試作機のため、整備用の専用ハンガーなどは無いと想像しました。なので基地内に平置きして整備をしています。ソロモンは資源採掘用の小惑星を基地にしたという設定なので、天井には岩がむき出しになった部位も作っており、採掘跡を思わせる情景にしました。また、モビルワーカー(作業用ロボット)が作業しているのも、そういった理由です。実はドズルの演説シーンも再現してあって、エギーユ・デラーズ、シン・マツナガ、アナベル・ガトー、ケリィ・レズナーといった歴戦の戦士たちもいます。探してみてください(笑)」

■ビグ・ザムに群がる整備兵で「無重力の宇宙基地」を表現

――製作期間と費用は?

「製作期間は約4年です。とはいえ、途中2年以上は違うことをやっていたり、放置していたので、4年かかりっきりではありません。費用はざっくりですが、10万円はかかっていない筈です」

――こだわったポイントは?

「何を置いてもビグ・ザムの巨大感です。フィギュアはそれを表現するための対比で置いています。よくある作例では、ビグ・ザムがジムを踏み潰している構図がありますが、人間とビグ・ザムを対比で見せるジオラマは、私の知る限りでは無かったと思います。そういう意味で、みんなが見たかった構図ではないかと。『こんなにデカいのか』とか、『思ったほど大きくないな』とか、感想は皆さんそれぞれのようですが、楽しんで見てほしいです」

――このジオラマを見て、ドズルの演説部屋のクオリティに驚愕しました!この記事を読んでいる方にもぜひ見てほしいです。

「実は、製作途中まではドズルの演説はビグ・ザムの足元で行う予定でした。写真撮影では上手く写りませんが、リック・ドムの背後のハッチが半開き状態になっていて、その先には宇宙の星々が見える仕掛けになっています(蛍光発光で表現)。この演出をやりたいがために、格納庫全体が無酸素状態になってしまって(笑)。なのでドズルの演説は室内でやってもらうことになりました(ドズルにはノーマルスーツを着せられません。誰だかわからなくなるので)。まぁ、整備兵が忙しく動いているビグ・ザムの足元で演説をやられたら正直邪魔でしょうから、これで自然なのかと思います」

――兵士とビグ・ザムとの対比、リック・ドムの配置など構図が圧巻です。画面構成のポイントは?

「今作の構図を考えるうえでもっとも考慮したのが『この作品の魅力を一枚の写真に収める』ことです。途中から追加した“ドズルの演説部屋”を構図に入れるのは無理でしたが、帰還したリック・ドムと、整備中のビグ・ザム、それに群がる無重力の整備兵により、宇宙基地を表現できたと思います。とはいえ、完成して写真を撮ってみるまでは想像の構図でしかないので、作りながらずっと不安でした(笑)」

――SNSで公開したあとの反響はいかがですか?

「公開と言っても、スマホでパチ撮りしたものを告知程度にツイートしたものなので、思わぬ反響の大きさに驚いています。こんなことだったら、もっとちゃんと撮影するべきでした。Twitterでは皆さんにリツイートしてもらったお陰で多くの方に作品を知ってもらうことができ、こうやってニュース記事として取り上げてもらうこともできました。本当にありがとうございました」

取材協力:まんねん工房(@hide94373)

(C)創通・サンライズ

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