サイト内
ウェブ

【コロナ対策情報付き】平和祈念公園完全ガイド!園内の各施設情報やアクセス情報も必見

  • 2020年10月28日
  • Walkerplus

平和祈念公園へのおでかけの前に知っておきたい情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください) 

■平和祈念公園ってどんなところ?戦争の歴史や平和を学ぶ場と自然が共存する公園
平和祈念公園は、沖縄戦終焉の地だった糸満市摩文仁につくられた美しい公園。園内には沖縄戦の実物資料などを展示した「沖縄県平和祈念資料館」をはじめ、沖縄戦などで亡くなったすべての人々の氏名を刻んだ「平和の礎」や、平和祈念像が安置されている「沖縄平和祈念堂」、「国立沖縄戦没者墓苑」などがある。各県の慰霊塔や慰霊碑もあり、美しい海を眺めながら忘れてはならない歴史を学ぶことができる場となっている。

また、公園利用者の多様なニーズに対応して施設内容の一層の充実を図るとともに、世界の恒久平和を祈念し、平和発信の機能を併せ持つ公園として、現在も整備が進められている。

■【見どころ1】国籍や軍民、敵味方の区別なく戦没者名が刻まれた「平和の礎」や「平和の火」
海岸線や波打ち際を眺望できる場所に設置されている「平和の礎(いしじ)」。ここには国籍や軍人、民間人を問わず、沖縄戦などにおける全戦没者24万人余の氏名が刻まれた刻銘板があり、国内外の観光客や平和学習の団体など、多くの人々が訪れる。

平和の広場の中央には「平和の火」が灯されている。これは、沖縄戦で最初に米軍が上陸した那覇の西にある座間味村阿嘉島で採取した火と、被爆地である広島市の「平和の灯」および長崎市の「誓いの火」から分けられた火を合火し、1995年の「慰霊の日(6月23日)」にこの場所に移し、灯したものである。“決して戦争を忘れてはならない”と改めて心に刻むことができる場となっている。

■【見どころ2】戦争の実相や平和について学べる「沖縄県平和祈念資料館」
悲惨な沖縄戦の実相や教訓を後世に正しく継承するとともに、平和のための学習や研究、教育の拠点施設となっている「沖縄県平和祈念資料館」にも足を運んでおきたい。「平和の礎」のすぐそばにあり、開館時間は9時から17時(2階常設展示室の最終受付は16時30分)、2階常設展示室は観覧料大人300円、小学生から未成年および大学生までは150円(各税込、未就学児無料)。2階常設展示室以外は、無料で見学することができる。

1階の「子ども・プロセス展示室」は子供たちが平和を愛する心を育む場として活用されており、「情報ライブラリー」では平和に関するさまざまな情報を得ることができる。映像ブースでは、戦争体験者の証言や平和に関するビデオなども見ることができる。

2階の常設展示室は“住民の視点で捉えた沖縄戦”を軸とした展示となっており、「沖縄戦への道」「鉄の暴風」「地獄の戦場」「証言」「太平洋の要石」の5つのテーマから構成されている。沖縄戦関係実物資料、写真パネル、沖縄戦体験者の証言文や証言映像などによって、沖縄戦の実相をわかりやすく伝えている。

■【見どころ3】巨大な沖縄平和祈念像をはじめ美術作品も多数展示している「沖縄平和祈念堂」
悲惨な戦争を二度と繰り返さぬよう、世界の人種や国家、思想や宗教のすべてを超越した“世界平和のメッカ”として1978年(昭和53年)に建設されたのが沖縄平和祈念堂だ。沖縄県平和祈念資料館より公園案内所などがある中央口の方へ進むと、徒歩5分ほどでたどり着く。堂内には沖縄出身の芸術家・山田真山が原型を制作した高さ約12メートル、幅約8メートルの巨大な沖縄平和祈念像が安置されており、沖縄の人々および全人類の平和のシンボルとなっている。

ほかにも西村計雄画伯が平和への思いを込めて制作した20点連作絵画「戦争と平和」が堂内の壁面を飾り、敷地内にある彫刻家・佐藤忠良氏制作のブロンズ製の「少年」像も必見だ。祈念堂の理念に賛同した著名な洋画家たちから贈られた大作絵画を展示する、美術館も設置している。

参観料金は大人450円、中高生は350円(各税込)、小学生以下は無料となっている。6月23日(沖縄慰霊の日)、8月15日(終戦記念日)は参観料が無料。開館時間は9時から17時までで、年中無休だ(ただし天候等による臨時休館あり)。

■【おすすめ】担当者に聞く!平和祈念公園での意外な過ごし方
国内外の観光客や慰霊団、修学旅行生などが多く訪れる聖地であり、沖縄の観光の要所になっている一方で、平和祈念公園の担当者によると「休日には地元の人が広場で球技やピクニックを楽しむなど、レクリエーションの場としても親しまれています。多目的テラス広場は遮るものがなく広いため、凧揚げをする方もいますよ」とのこと。

2017年には公園北口そばにある子供広場に、命の始まりを“卵”で表現した「命の卵」という大型遊具が登場したこともあり、最近は特に家族連れが増えているという。「命の卵」は近未来的なデザインの遊具がいくつもつらなった複合遊具で、昇り降りをしたり飛び跳ねたりと全身を使って遊ぶことができるので、おすすめ。

また、「案内所では無料Wi-Fiを設置しているので、周辺のお店や観光地を検索する際に便利ですよ」とのこと。利用者が快適に過ごせるよう、園内では日々、さまざまな整備が進められているのだ。

■【イベント】慰霊の日には沖縄全戦没者追悼式を開催
毎年6月23日の「慰霊の日」には国内をはじめ、アメリカなど国外からも多くの関係者が参加して沖縄全戦没者追悼式が開催されている。正午の時報とともに黙祷を捧げ、世界の恒久平和を願っている。

ほかにも、ゴールデンウイークには広場や各都道府県慰霊塔にこいのぼりを揚げる「平和祈念こいのぼりまつり」、6月には沖縄戦の戦没者を慰霊し沖縄への平和の思いを発信する「平和の光の柱」、7月には慰霊や平和などを短冊に書いて笹に飾りつける「平和の七夕まつり」などが開催されている。年間を通してさまざまな行事があるので、訪れる前に公式サイトで確認しておくとよいだろう。

■【回り方】広大な園内は、巡回バスを利用して効率的に回ろう
沖縄平和祈念堂→沖縄県平和祈念資料館→平和の礎という順に訪れると、効率よく回ることができる。また、国立沖縄戦没者墓苑や各県慰霊塔がある摩文仁の丘に立ち寄って参拝もしよう。黒御影石の献花台か納骨堂の前に進むと、香炉の前付近で献花もできる。飲食物は供えてもよいが、野生の動物に荒らされるため、祈りを捧げたあとは持ち帰るよう注意しよう。

園内をひと通り回る場合、所要時間は2時間くらいを見ておくとよいだろう。ちなみに、平和祈念公園は約40ヘクタールと広い上、摩文仁の丘までは坂道になっているので巡回している7人乗り園内バス(1乗車1人税込150円、2台あり)を利用することをおすすめする。

■【混雑情報】沖縄全戦没者追悼式やNAHAマラソン時は来場者が多く、交通規制も
沖縄全戦没者追悼式がある6月は、1年のなかでも最も来場者が多い時期だ。また、毎年12月に開催されている「太陽と海のジョガーの祭典 NAHAマラソン」では平和祈念公園が中間地点となっており、このときはマラソン参加者が多く訪れ(2020年は延期)、交通規制もある。

ほかにも、各種イベント時には来場者が平時より増えるので、ゆっくりと過ごしたい場合はイベント時以外に訪れよう。

■【グルメ・買い物】平和祈念資料館にはカレー店やミュージアムショップも
沖縄県平和祈念資料館の2階には、「琉球カレー 喜美島南国亭」があり、県産の野菜や肉を使った絶品カレーが味わえる。ガラス張りの店内からは海を望むこともでき、ゆったりとした時間を過ごすことができる。園内を回ってひと休みしたいときやランチなどに、おすすめだ。

また、1階にはミュージアムショップも。資料館関連商品を中心に、沖縄戦に関する書籍やビデオ、DVDを販売しているので立ち寄ってみよう。

■【アクセス】バスでも行けるが那覇からは乗り継ぎが必要。車のほうが行きやすい
車の場合は、那覇空港から国道331を南下すると約30分で到着。タクシーを利用した場合の料金は4000円前後。那覇空港自動車道を利用する場合は、南風原南ICから約22分。園内の駐車場は、国道331号沿いに第1駐車場と第2駐車場がある。北口から東口にかけての道沿いにも駐車場あり。すべて無料。

バスの場合は乗り継ぎが必要。まず「那覇バスターミナル」から89番に乗り、「糸満バスターミナル」で降りる。所要時間は約45分、料金は580円。バスの本数は15分に1便程度となっている。次に、糸満バスターミナルから82番のバスに乗り平和祈念堂入口で下車し、徒歩すぐで到着。所要時間は約25分、料金は480円。こちらは1時間に1便程度しかないため、事前に時間を確認して出かけよう。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・3密を避け、マスクの着用や手指消毒、咳エチケットにご配慮ください。
・だるさや熱、咳などの症状のある方は利用を控えていただくようお願いしています。
・ベンチや手すり、トイレのドアノブなど多くの人が触れる可能性がある所に触れた場合は、トイレに設置してある液体石鹸で手洗いをお願いしています。

取材・文=矢野 凪紗

<施設情報>
住所:沖縄県糸満市字摩文仁444番地
アクセス:【バス】糸満バスターミナルから玉泉洞線82番のバスに乗り約25分、平和祈念堂入口下車すぐ 【車】那覇空港自動車道南風原南ICから約22分
営業時間:公園8:00~22:00 管理事務所、案内所8:30~17:30 一般EV車無料充電設備あり 8:30~17:00
定休日:なし(施設により異なる)
駐車場:531台(無料)
料金:入場無料(沖縄県平和祈念資料館、沖縄平和祈念堂は有料)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年10月時点の情報です。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2021 KADOKAWA. All Rights Reserved.