サイト内
ウェブ

【コロナ対策情報付き】京都タワーを丸ごと楽しもう!眺望のほかにも買・食・湯と魅力が満載

  • 2020年10月22日
  • Walkerplus

京都タワーの見どころからグルメ、お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■京都タワーってどんなところ?“観るだけではもったいない”観光名所
JR京都駅前にそびえる白亜の塔「京都タワー」。 開業は1964年で高さは131メートル。今も京都市内で最も高い建造物で、50年以上にわたって古都の街並を見守ってきた。リニューアルを重ね、現在では展望室のほか、ショップやレストラン、さらには大浴場やホテルなども併設している。“観るだけではもったいない”、そんな京都タワーの楽しみ方を紹介!

■【おすすめ1】地上100メートル展望室から国宝や世界遺産を見下ろす!
京都タワーは鉄骨ではなく、特殊鋼板シリンダーを溶接でつなぎ合わせた円筒型の塔身。地下3階・地上9階のビルの上に建てられているのもユニークだ。日本武道館(東京都千代田区)などを手がけた、建築家・山田守氏の設計で、白くほっそりとしたフォルムは灯台をイメージしている。

館内の最大の見どころはもちろん展望室。入場口は11階にあり、そこから専用エレベーターで地上100メートルまで昇る。展望室は4階、5階の2つのフロアから成り、京都の街並を360度のパノラマで見渡せる。5階には無料の望遠鏡が設置されているのもうれしい。そんな展望室から見下ろせる必見スポットをいくつか紹介しよう。

まずは京都タワーから東南の方角にある「東福寺」(京都市東山区)。1236年(嘉禎2年)に創建された臨済宗東福寺派の寺で、京都五山の第四位に格付けされている。境内には「三十三間堂本堂」や「知恩院三門」など25の塔頭(たっちゅう)寺院が点在。なかでも「東福寺三門」は国宝に指定されている。紅葉の名所としても知られ、色づく木々と歴史的建造物が織り成す情緒あふれる光景を見下ろせるのも、京都タワーならではの眺望といえる。

ユネスコの世界遺産に登録されている「東寺」(京都市南区)が西南の方角にある。796年(延暦15年)創建の東寺真言宗の寺院で、そのシンボルが徳川3代将軍・家光が1644年(寛永21年)に建てた国宝「五重塔」である。高さ約55メートルで木造塔としては日本で一番高い。

そして京都タワーから北東の方角にあり、京都屈指の人気観光スポット「清水寺」(京都市東山区)も見逃せない。創建は778年(宝亀9年)と伝えられる古刹で、本堂は国宝に指定。高さ18メートルの絶壁の上に立つ「清水の舞台」も展望室からバッチリと拝める。

ほかにも京都市内には名刹・古刹が多数点在。展望室5階には「タッチパネル式観光モニター」が8台設置されていて、観光施設の紹介やアクセス方法などの情報も得られるので、ぜひ活用しよう(2020年9月現在、新型コロナウイルスの影響で展望室の営業時間は当面11時~19時、最終入場18時30分)。

■【グルメ・ショッピング】「京都タワーサンド」でグルメ&ショッピング!
展望室を堪能したあとは、タワービルの低層階にある「京都タワーサンド」へ。2017年にオープンした商業施設で、地下1階から地上2階までの3フロアに、京都で話題の飲食店やショップ、ワークショップ(体験教室)など55のショップが軒を連ねる。

地下1階には「京都グルメを味わう食べ歩きが楽しいフードホール」をコンセプトに、京都を代表する19の飲食店が並ぶ。「Gottie's BEEF ゴッチーズビーフ」は京都発の熟成赤身肉の専門店。ドライエイジングで約40日間じっくりと熟成された牛肉を使ったハンバーグやステーキが味わえる。

「京都 中華料理 清華園」は地元で30年以上愛されている中華の名店。人気は「ゆばとまり麩のはんなり京おこげ」(税込950円)で、鞠麩や湯葉など京都らしい具材をふんだんに使用している。

京都ならではのお土産を探すなら、約30のショップが集まる1階のマーケットゾーンへ。「京都しゃぼんや」は無添加コスメの店。京都・北野の老舗豆腐店「とようけ屋山本」と共同開発した「豆乳石鹸」(90グラム/税込1512円)、「舞妓石鹸」(90グラム/税込1760円)のほか、白ぬか配合や宇治抹茶の石鹸、水尾柚子のリップクリームなど、天然素材を使い、メイド・イン・京都にこだわった商品が見つかる。また、きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮」、創業320年以上の八ッ橋専門店「聖護院八ッ橋総本店」をはじめとした、京都ならではの銘菓もそろっている。

■【おすすめ2】立ち寄り湯やホテルも併設。京都旅行の拠点としても便利!
タワービル地下3階には「大浴場~YUU~」がある。営業時間は通常7時から22時(最終入場21時30分)で、入浴料は大人(中学生以上)・平日770円、土日祝910円、2歳以上~小学生以下・全日450円。フェイスタオルの無料貸出(1枚)、バスタオルのレンタル(1枚100円)もあるので、手ぶらで利用できる(※すべて税込み)。

男湯は約130平方メートルと広く、中心部の噴水から湯が湧き出る大浴槽でゆったりくつろげる。一方の女湯はモノトーンを基調とした落ち着いた内装。朝早くから営業しているので、深夜バスで早朝に京都に到着する旅行者にはありがたい限り。長距離移動で疲れた体をリフレッシュし、京都観光に繰り出そう(※当面の間、営業時間は13時から21時、最終入場20時30分)。

「京都タワー」に泊まるのもおすすめ。タワービルの4階~8階は「京都タワーホテル」になっている。和とモダンを融合させた洗練された客室で、シングル、ツイン、ファミリーなどさまざまなタイプから選べる。なかでも子供に人気なのが「たわわちゃんルーム」。ベッドカバー、クッション、アメニティに、タワーのマスコットキャラクター「たわわちゃん」がデザインされ、何ともかわいらしい。展望台や大浴場のチケットとセットになったお得なプランもあるので公式サイトをチェック!

■【おすすめ3】施設担当者に聞く!京都タワーの魅力・楽しみ方
「京都タワーからは、寺社仏閣だけではなく、JR京都駅に到着・出発する新幹線を上から見ることができます。肉眼でも見られるので、お子様には特に楽しんでいただけると思います」(京都タワー 宗形紀之さん)

■【アクセス】京都駅のすぐ目の前!最初に観光客を出迎えてくれる古都の名所
世界中からも多くの人々が訪れる観光都市・京都。その玄関口である京都駅に降り立つとまず出迎えてくれる観光名所がこの京都タワーだ。新幹線の場合は新幹線中央口から南北自由通路エスカレーターを進み、JR在来線の中央口(烏丸口)を出て徒歩2分。すぐ目の前にあり迷うことなくたどり着ける。

塩小路通に面した正面口のほか、建物の出入口は複数ある。朝7時~9時に大浴場を利用する場合は西入口を利用。また、地下入口(11時~23時)は京都駅地下街ポルタと直結していて、雨の日も濡れずにアクセスできる(※当面の間、大浴場の営業時間は13時から21時、最終入場20時30分)。

車の場合は名神高速道路京都南ICから約20分、または阪神高速道路8号京都線上鳥羽ICから約15分。専用の駐車場はないので、周辺のパーキングを利用しよう。タワーの目の前にある「メルパルク京都」の駐車場が近くておすすめ。105台収容と広く、料金は1時間400円、以降30分ごとに200円が加算される(※すべて税込)。

■【料金】オンラインで前売券を購入すると入場料が100円引きに!
展望室の入場料は大人800円、高校生650円、小中学生550円、未就学児(3歳以上)150円、障がい者(手帳開示)400円(付添者は手帳の種別に関係なく1名まで割引あり)。団体割引もあるので公式サイトをチェックしよう。

また、予約サイト「アソビュー!」では前売り券も販売。大人700円、高校生550円、小中学生450円と100円引きになる。そのほか「大浴場~YUU~」の入浴料と組み合わせたお得なセットチケットもあるので、ゆったり過ごしたい人にはおすすめだ。こちらも公式サイトから「アソビュー!」のサイトにアクセスできる(※すべて税込み)。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・館内各所に消毒液を設置しています。来館時の手指消毒への協力をお願いします。
・来館の際に検温を実施し、37.0度以上の場合は入場できません。
・来館の際はマスクの着用をお願いしています。未着用の場合は入館できません。
・発熱している、または体調が優れない場合は来館を控えてください。
・来館時に体調が優れないと感じたら、近くのスタッフまで申し出てください。
・パブリックエリア、展望、浴場で来場者が触れる機会の多い共用箇所の消毒を励行しています。
・レジカウンターにアクリル板・ビニールなどを設置しています。
・展望室・浴場での換気を徹底しています。
・エレベーター、展望、浴場におけるフィジカルディスタンスを確保できるよう利用人数制限をしています。
・グループ従業員、スタッフに勤務時のマスク着用を義務付け、出勤時にはスタッフの体温検査を実施しています。また、こまめに手洗い、手指の消毒、うがいを実施しています。
・体調に不安のあるスタッフの出勤は自宅待機としています。

取材・文=CRAING

<施設情報>
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1
アクセス:【電車】JR京都駅から徒歩2分 【車】名神高速道路京都南ICから約20分、または阪神高速道路8号京都線上鳥羽ICから約15分
営業時間:展望室/当面の間11:00~19:00(最終入場18:30)。大浴場~YUU~/当面の間13:00~21:00(最終入場20:30)
定休日:なし
駐車場:なし(周辺パーキングを利用)
料金:展望室/大人800円、高校生650円、小中学生550円、未就学児(3歳以上)150円、障がい者(手帳開示)400円(付添者は手帳の種別に関係なく1名まで割引あり)。大浴場~YUU~入浴料/大人(中学生以上)平日770円、土日祝910円、2歳以上~小学生以下・全日450円

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年9月時点の情報です。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.