瀬長島ウミカジテラスの見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設などは、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
■瀬長島ウミカジテラスってどんなところ?沖縄らしさを生かしたリゾート感満載の商業施設
瀬長島は那覇空港から車で10分ほどのところにある、クリスタルブルーの海に囲まれた離島だ。市街地から近いながらも美しい海や自然に触れることができるうえ、周囲1.8キロメートルというコンパクトな島なので回りやすいこともあり、気軽に行くことができる。そんなロケーション抜群の島に2015年に誕生したのが商業施設「瀬長島ウミカジテラス」だ。
沖縄ならではの食材や地産メニューを中心としたグルメをはじめ沖縄産のジュエリーやクラフトショップなど多彩なラインナップの店舗と、絶好のロケーションが融合した新しい観光・ショッピングスポットとしてオープン以来注目を集めている。
島に渡る道路が那覇空港の滑走路延長線上にあるため飛行機のビュースポットとして知られており、慶良間諸島に沈むサンセットや夜景も美しいためデートスポットとしても人気が高い。
■【見どころ・所要時間】グルメもショッピングも!沖縄らしさや個性が光る47店舗が勢ぞろい
リゾートをイメージした真っ白でおしゃれな建物の中には、47のお店が集う。やはり沖縄ならではのお店が多く、沖縄そばが味わえる「海とギョウザと沖縄そば カプリシャス食堂」や「沖縄そば処 もとぶ熟成麺」、沖縄産のおいしい魚が味わえる「Eightman's SEABURG」や「親父のまぐろ」、地元のソウルフードであるタコライスが自慢の「タコライスcafe きじむなぁ」などで、沖縄グルメを楽しめる。
他にも、沖縄産フルーツを使ったアイスキャンデーやスムージーを販売する「Tokidoki Fruits」、県産フルーツや野菜などを使用する「沖縄手作りジェラート yukuRu」、新食感スイーツ“綿雪”や県産品の「ジーマーミ豆腐」を使ったデザートを販売する「瀬長茶屋」、常時50種以上のタピオカドリンクなどが揃う「クイックリー」など、スイーツやドリンク系のお店も充実。ショッピング中のひと息つく場所にも困らない。
“南国”つながりで、ハワイ版マグロ丼“ポケボウル”が味わえる「BEARS'COFFEE OKINAWA」や、ハワイアン&南国リゾートスタイルのアパレルや雑貨、水着などを販売する「olu olu」、ビーチサンダルやオーガニックスキンケアなどハワイからの提案アイテムを扱う「Lanikai」など、ハワイ関連のショップが多いのも特徴だ。
とにかく、端から端まですべてのお店を回ってみることをおすすめする。所要時間は、ざっと見て回るだけなら20分程度だが、じっくりショッピングやグルメを楽しむなら4時間程度見ておくとよいだろう。
沖縄のディープな文化や最新カルチャーに触れたり、リゾート感満載のグルメを堪能したりと、瀬長島ウミカジテラスならではの思い出を作ろう!
■【おすすめ】サンセットや夜景も!施設担当者に聞く瀬長島ウミカジテラスの楽しみ方
瀬長島ウミカジテラスの広報担当者におすすめの楽しみ方について聞いた。「ショッピングはもちろんですが、飲食店が多く集まっているので、好きなものを買って持ち寄り、共有テラスでいろいろと分け合って食べると楽しいですよ。海を眺めながら、お仲間やご家族とワイワイ楽しんでいただけるのも、瀬長島ウミカジテラスならではの魅力だと思います」とのこと。
多彩な店だけでなく、買い物や食事の際に見える美しい海も瀬長島ウミカジテラスの素晴らしさなので、ショッピングや食事×絶景という組み合わせを堪能することが、ベストな楽しみ方といえそうだ。
■【イベント】毎日開催されるプロジェクションマッピングは必見!楽しい季節イベントも
1階のイベントスペースでは毎日19時30分~21時30分まで30分ごとに、プロジェクションマッピングショー「Senaga Starry Night 陽が沈む島の星物語」を開催している。白い階段をキャンバスに見立てた幻想的な演出は必見!ちなみに夜はプロジェクションマッピングだけでなく、施設内のいたる所でかがり火が灯されロマンティックな雰囲気に包まれるので、夜までしっかり楽しむことをおすすめする。
他にも、沖縄ではまだまだ珍しいというハロウィンイベントでは仮装大会を催したり、クリスマスにも毎年楽しい企画を実施したりしているので、訪れる前に公式サイトで最新のイベント情報をチェックしておこう。
■【回り方・混雑情報】あなたはどっち?朝派と昼派で異なるおすすめの回り方
瀬長島ウミカジテラスの広報担当者によると、多彩な店舗が集うので「訪れる時間帯や滞在時間によって、おすすめの回り方が変わってきます」とのこと。例えば、午前から訪れる場合は、まずは「にふぇ~堂」で三線体験をしてお腹を空かせ、レストランで食事をしたあとはショッピングを楽しみながら、合間にカフェで海を眺めながらまったり…というのがおすすめだそう。
午後から訪れる場合は、「PERLABLU」で真珠取り出し体験をして、スイーツショップストリート(店舗NO.43~47)のカフェでまったりと過ごし、「a-29」(グルメの項目で紹介)でバーベキューなど、テラス席のあるお店でサンセットを眺めながら食事を楽しむのもおすすめなのだとか。
ちなみに、土日祝の夕暮れ時は地元の人も集まるため最も込み合うとのこと。土日祝の場合は特に、行きたいお店には早めに訪れておくと良いだろう。
■【グルメ】美しい海を望みながら石垣牛やバーベキュー!映えドリンクも外せない
まずおすすめしたいのが、海に面したエリアに位置する「YONAR'S GARDEN」。美しい海を眺めながら食べる、ウミカジテラス唯一のステーキハウスだ。店内の席もあるが、テラス席ではさらに海を間近に感じることができるうえ、那覇空港を離発着する飛行機を見ることもできる。
ランチメニューは「プレミアムステーキ」(ランチ限定10食1500円)や「CABアンガス牛の熟成肉サイコロステーキ」(2280円)などリーズナブルなものから、ちょっとリッチな石垣牛まで多彩なステーキが揃う。テイクアウト商品が多数そろっているのもうれしい。
同じお肉でも、ワイワイ食べたい人におすすめなのが「a-29」。肉のプロが目利きして選んだA5ランクの厳選石垣牛や沖縄名産・幻のアグー豚(1人前各1500円~)に、手作りフランクフルト(1人前300円~)や県産野菜など、沖縄でしか味わえないものが揃う。手ぶらバーベキューが可能なので、1日遊んだあとは“テラス席で夕日を見ながらのバーベキュー”というのも最高の思い出に!
ショッピングの合間にひと休み…というときには、「Gallirallus」に行ってみて。ビー玉のようにまん丸なゼリーの中にフルーツやエディブルフラワー(食べられる花)を閉じ込めた「九龍球(クーロンキュウ)」を使った、ドリンクやかき氷などがとにかくかわいい!九龍球はキラキラと宝石のように華やかなビジュアルだけでなく、少し弾力のある食感も魅力的。
メニューはソーダに九龍球がトッピングされた「Drop soda」(680円~)、Drop sodaにアイスと生クリームをトッピングした「Drop cream soda」(830円~)、フワフワかき氷に九龍球+アイス+生クリームをオンした「Drop shaved ice」(850円~)など、どれも絶品なのでぜひ味わってみて。
そのキュートな見た目と海のロケーションという組み合わせも最高で、写真映えも間違いなし!
■【お土産】地元の人気店や沖縄ならではの品も要チェック!
食べ物なら、「KAME ANDAGI」がおすすめ。地元で人気の元祖“かめ天ぷら”のサーターアンダギーは賞味期限が約2週間もあるため、お土産にぴったり。無添加でこだわり満載のアンダギーは、毎日揚げたてを販売している。「元祖かぼちゃのサーターアンダギー」(大3個 420円~)や「アメリカンポップダギー」(レモン・イチゴ2種、650円)などが売れ筋だ。
沖縄土産を買うなら、ぜひ訪れて欲しいのが「SuiSavon-首里石鹸-」。“沖縄の思い出として、記憶と共に香りを持ち帰ってほしい”というショップの想いが込められた、香りの良い品が揃う。なかでも、天然の素材と精油のみを使用し1点1点職人の手で作られた「ボタニカルハンドメイドCUBE石鹸BOX」(5個入り2500円)が人気だ。
沖縄植物の美容成分を最大限に生かしたスキンケアアイテムも多く、「エッセンスハンドクリーム25グラム」(1600円) や「琉球のマリンクレイ洗顔」(2380円)も評判。友人や家族へのお土産としてだけではなく、自分へのご褒美としても買い求めたい逸品だ。
■スロープがあるためベビーカーや車椅子も利用しやすい!無料Wi-Fiも
トイレは1階「olu olu」の隣と「瀬長島47STORE」そば、2階「TESHIGOTO」横の3カ所に設置。すべてのトイレに多目的トイレとオムツ交換台も設置されている。施設内はスロープでの動線も用意されており、車椅子やベビーカーの無料貸し出しもあるため、足の不自由な人や乳幼児も快適に過ごすことができる。
また、館内には無料Wi-Fiが設置されているので通信環境もバッチリ。たくさん写真や動画を撮っても、安心してSNSにアップできるのでうれしい。
■【アクセス】最寄りバス停留所や車での行き方もチェック
バスを利用する場合は、那覇空港国内線ターミナル1階外の1番バス停から乗車し、瀬長島ホテル前バス停で降りて徒歩約2分。モノレール赤嶺駅前からも瀬長島ホテル前行きのバスが出ている。那覇空港からは大人片道250円、赤嶺駅前からは大人片道150円だ。(各税込)
※バス料金は、小学生は半額、0歳は無料、1歳以上6歳未満の小児は旅客1人につき1人無料
車の場合は那覇空港から海上道路を通り、約10分で到着。高速道路を使用する場合は、豊見城・名嘉地ICで降りて約7分。瀬長島ウミカジテラスに駐車場はあるが、島内には計400台分の無料駐車場があるので、専用駐車場が空いてなくても安心。近くにたくさん駐車場があることから、車でのアクセスが便利だろう。
■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・会計などの並ぶ場所には、2メートル程度の間隔をあけるよう床にテープを貼り誘導するなど、ソーシャルディスタンスを徹底しています。
・館内共有部分の消毒を強化しています。
・館内の換気を実施しています。
・すべてのスタッフのマスク着用、出勤時の検温、手洗い、うがい、手指の消毒を徹底しています。
・店内混雑時は入店制限を実施しています。
・飛沫感染対策として、対面となる場合は透明ビニールカーテンを使用しています。
・来館者にもマスク着用、手洗い、うがい、手指の消毒をお願いしています。
※取材・文=矢野 凪紗
<施設情報>
・住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6
・アクセス:【バス】那覇空港国内線ターミナル1階外の1番バス停から乗車し、瀬長島ホテル前バス停で降りてすぐ
【車】那覇空港から海上道路を通り、約10分。または豊見城・名嘉地ICから約7分
・営業時間:10:00~21:00(店舗により異なる)
・定休日:なし
・駐車場:約40台(無料)※瀬長島内各所に計400台収容できる無料駐車場あり
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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※2020年9月時点の情報です。