山口県下関市にある下関市立美術館で8月29日(土)から10月11日(日)まで、「現代美術の最前線―タグチ・アートコレクションより―」が開催。
日本を代表する現代美術コレクター・田口弘氏が世界各地から作品を収集し、500点を超えた現在も拡張し続けている「タグチ・アートコレクション」。今回はその中から選りすぐった作品を展示する。タグチ・アートコレクションの原点となったアメリカのポップ・アートからはアンディ・ウォーホルやキース・へリング、さらに日本のポップ・アートを代表する田名網敬一、空山基などの作品も鑑賞できる。そのほか、差別やジェンダー、移民、貧困といった世界の社会問題をテーマに表現した作品も楽しめる。
担当者は「当展示会では、この膨大なコレクションの中から、今、世界が注目している新しい作家たちの作品をピックアップ。古来、日本列島の交通の要として『文化の交差点』となってきた場所・下関で、世界のアートシーンの最前線の衝撃を体験する特別な展覧会です。大人も子供も楽しめますので、ぜひお越しください」と来館を呼びかける。
数多くのコレクションの中から厳選された作品を鑑賞しに、下関市立美術館へ出かけよう。
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