静岡県の富士サファリパークの楽しみ方を解説。見どころからグルメまで、おでかけの際に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
■富士サファリパークってどんなところ?動物たちの息遣いが聞こえる生き物の楽園
富士山の麓、標高約850メートルに位置する「富士サファリパーク」。"ホントにホントにホントにホントにライオンだ〜"のCMソングでもおなじみだ。そのライオンをはじめ約70種900頭もの動物たちが、東京ドーム約16個分の広大な敷地内に展示・飼育されている。
■【アクセス】三島駅、御殿場駅、富士駅からバス路線あり
車でのアクセスは、東京方面から行く場合は東名高速裾野ICから約10キロ(約15分)。名古屋方面から行く場合は、新東名高速新富士ICから約18キロ(約30分)。2カ所ある駐車場はいずれも無料で、合計1400台収容できる。
公共交通機関を利用してのアクセスは、東海道新幹線も乗り入れているJR三島駅から富士急シティバス(路線バス)で約50分。JR御殿場駅からは富士急行バス(路線バス)に乗ると約35分で、レンタカーまたはタクシーを使うという手もある。また、JR富士駅からは富士急静岡バス(路線バス)で約60分だ。
なお、車で行けば「サファリゾーン」のマイカー見学という遊び方を選択できるので、どんなプランで楽しむかを事前に考えてから、アクセス手段を選ぶようにしよう。
■【料金】「My SAFARI」で購入するのがお得!
入園料金は、大人(高校生以上)2700円、小人(4歳~中学生)1500円、シニア(65歳以上)2000円、3歳以下無料。毎年期間限定で実施しているナイトサファリ(2020年度は中止)は、4歳以上が1700円、3歳以下無料となっている。
さらに、お得なチケットも。「富士サファリパーク公式サイトから登録できる『My SAFARI』で電子チケット(事前決済限定、クレジットカード決済のみ)を販売しています。『My SAFARI』で販売しているチケットが、最安値です」と教えてくれたのは、企画販促課の今井さん。
「My SAFARI」を利用した場合の入園料は、大人(高校生以上)2150円、小人(4歳~中学生)1100円で、ナイトサファリは4歳以上1200円。「My SAFARI」の登録自体は無料なので、利用するのが断然お得!
※すべて税込。
なお、入園受付時間は、3月11日~10月31日は9時~16時30分、11月1日~3月10日は10時~15時30分となっている。ただし、新型コロナウイルス等の影響により変更になる場合があるので、公式サイトを確認しよう。
ちなみに、毎年ゴールデンウィークや夏休みの時期は混み合うそうなので、来園の予定を立てる際の参考にしてみて。
■【見どころ1】近すぎちゃってどうしよう!「サファリゾーン」
富士サファリパークの園内は2つのエリアに分かれていて、ひとつは、自然に近い環境で、ライオンやトラ、キリン、シマウマなどが放し飼いにされているエリアをマイカーやジャングルバスで見学する「サファリゾーン」。もうひとつは、カピバラ、カンガルーやペットでおなじみの小動物にエサあげ、触れ合い体験をすることができる「ふれあいゾーン」。
まずは、ドキドキの体験が待っている"野生の王国”「サファリゾーン」から紹介。クマゾーン、ライオンゾーン、トラゾーン、チーターゾーン、ゾウゾーン、一般草食ゾーン、山岳草食ゾーンという7つのゾーンに分かれ、約30種類の動物たちが自由に暮らしている。
「サファリゾーンの見学は、『ジャングルバス』がおすすめです。『ジャングルバス』の所要時間は約50分。動物の形をしたバスで、ドライバーが動物の説明をしながらサファリゾーンを周遊します。途中、クマ、ライオン、ラクダなどにエサあげ体験ができます。金網越し約20センチの距離にいる動物たちは大迫力です!」と、企画販促課の今井さん。
「ジャングルバス」は、3歳以上有料で、1人税込1400円。バスチケットは当日先着順での販売となり、売り切れてしまうこともあるため、入園手続き後すぐに、駐車場に車を止めてから入口料金所横の「案内所」の券売機で購入しよう。
※車に乗ったまま入口料金所で入園手続きが可能。徒歩での入園手続きはできません。
また、天井部分も金網張りになった「スーパージャングルバス」は、さらにスリル満点。ライオンやクマといった動物たちを下から見上げるという貴重な体験ができる。こちらは1人税込2100円(乗車は小学生以上)。
車で訪れた場合は、マイカーでサファリゾーンを巡ることもできる。料金は入園料に含まれていて、時間内であれば何周でも見学可能。例えば、「ジャングルバス」の予約を済ませ、バスの出発時間まで1時間半以上ある場合は、マイカーでサファリゾーンを予習しておくというのも賢い遊び方だ。
さらに、森林浴をしながら、サファリゾーン外側のコースを一周する「ウォーキングサファリ」(1人税込500円)という楽しみ方も。自然にあふれたコース内を自由に散策することができ、途中でライオンやキリン(時間制限あり)などのエサあげ体験ができる。
■【見どころ2】かわいいがいっぱいの「ふれあいゾーン」
ワイルドな動物たちが出迎えてくれるサファリゾーンに対して、ふれあいゾーンはかわいさでいっぱい。ふれあいゾーンには、ふれあい牧場、どうぶつ村、イヌの館、ネコの館、ウサギの館があり、一緒に遊んだりエサをあげたりできる。ジャングルバスの出発時間を待つ間や、サファリゾーンでハラハラドキドキしたあとに、かわいい動物たちに会いに行ってみては。
※2020年6月現在、新型コロナウイルスの対策で一部エリアのみ営業。
■【グルメ】ご当地の味を楽しめるメニューも!
園内の飲食施設は、メニュー豊富な「サファリレストラン」、ファストフードの「アルペンローゼ」「フロンティア」「Cafeアービー」、かわいい動物パンが並ぶ「パン工房」のほか、ハンバーガーなどの軽食を販売するテイクアウトのお店がある。
※2020年6月現在、新型コロナウイルスの対策により「フロンティア」のみ営業。
その中のひとつ、アフリカンロッジの雰囲気ただよう「フロンティア」では、カレーや牛丼といった定番メニューのほか、地元・三島の名物「三島コロッケ」を使った「三島コロッケカレー」(税込770円)や、ワイルドにかぶりつきたい「スモークチキン」(税込660円)、子供にうれしい「お子様プレート」(税込520円)などもそろっている。お腹が空いたら、園内のレストランものぞいてみよう。
■【お土産】園内を巡る前にも立ち寄ろう
園内を思う存分遊んだら、ラストはお土産タイム。「園内唯一の売店『サファリショップ』では、富士サファリパークオリジナルの雑貨やお菓子、アフリカ雑貨など数多くの商品を取りそろえております」と、企画販促課の今井さん。
お土産といったら、定番はやっぱりお菓子。一番人気の「やさしいどうぶつビスケット」(税込980円)は、動物の形をしたビスケットはもちろん、動物が描かれたビンもかわいい。
スリル体験を楽しく思い出せそうな「オリジナルマグネット」(税込各490円)や、リアルな動物のイラストが描かれた「今治産ジャガードウォッシュタオル」(税込各610円)は、富士サファリパークに来た記念にピッタリだ。
双眼鏡の「アニマル探検隊」(税込900円)や「アニマル柄カチューシャ」(税込各770円)にキャップなど、園内でも使いたいアイテムもそろっているので、帰りだけでなく、入園直後に立ち寄るのもおすすめだ。
標高約850メートルの高原でのびのびと暮らす野生動物たちに、息遣いを感じるほどの近さで会うことができる富士サファリパーク。富士山×野生動物たちという非日常な風景を目撃しただけで、鳥肌が立つほど感動するはず。ここでしかできない体験をしに行こう!
■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・発熱(37.5度以上)、倦怠感、咳、味覚異常などの症状がある方は、入園をお控えください。
・ふれあいゾーン等では、靴裏消毒、手指消毒にご協力ください。
・園内スタッフは、毎日検温等の健康チェックを実施しております。
・飲食店では、テーブル間隔を確保し、飛沫防止の仕切りの設置、扉開放による換気の徹底をしております。
※取材・文=CRAING
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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※2020年6月時点の情報です。