「海遊館」の見どころからおすすめのお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
■海遊館ってどんなところ?水族館ファンをも魅了する壮大な世界が広がる水族館
大阪にある世界最大級の水族館「海遊館」(大阪市港区)。太平洋を中心に、北極・南極まで、世界の自然環境を再現し、多種多様な生き物たちを観察することができる。水族館ファンなら一度は見に行きたいと言われる壮大なスケール感は、まるで世界中の海を探検しているかのような感覚に。一言では語り尽くせない海遊館の魅力を早速チェック!
■【アクセス】入場料も一緒にチェック
営業時間は11時〜18時(状況により変動あり)、最終入館は閉館60分前まで。
アクセスは電車の場合、Osaka Metro(大阪メトロ)中央線の大阪港駅1番出口より徒歩5分。車の場合、阪神高速池田線池田ICから約40分、または豊中ICから約30分。 阪神高速道路天保山出入口を出て約5分
駐車場には1300台が収容できる。平日30分200円から1日最大料金は1200円。土・日曜・祝日、特定日(GW、お盆など)は30分250円からで、1日最大料金は2000円となっている。
入館料は大人(高校生・16歳以上)2400円、小・中学生1200円、3歳以上の幼児600円で2歳以下は無料。2020年6月1日以降、新型コロナウイルス感染予防の観点から、販売している入館券は、WEB時間指定券の1種のみ。チケットの詳細は公式サイトで確認を。
■【見どころ1】北極圏から南極の海まで。個性あふれる展示を観賞
海遊館では約620種3万匹にもおよぶ世界中の動植物を見ることができる。日本の森林を再現し、水辺の生き物など森の中の生態系を展示した「日本の森」水槽や、アメリカのアラスカからロシアのカムチャツカ半島エリアで、冷たく厳しい環境を再現した「アリューシャン列島」水槽、アシカやアザラシの暮らすカリフォルニア沿岸の様子を展示する「モンタレー湾」水槽などで、水中で過ごす生き物のほか、哺乳類や鳥類など陸の生き物たちの姿も観賞できる。
広報担当の山田樹子さんにおすすめの楽しみ方を聞いてみると、「海遊館は大きな水槽が多いので、大きな水槽面に挟まれるようなスポットが数カ所あります。海の中を散歩しているかのような、空間全体も楽しんでいただければと思っています」とのこと。個性あふれる生き物たちが暮らす館内各エリアを、海中散歩気分で回ってみよう!
■【見どころ2】ひとつの水槽をさまざまな高さ・角度から観察!
「北極圏」水槽の3階部分では、ワモンアザラシの水槽を下から見ることができ、タイミングがよければ、自分の真上をワモンアザラシがゆらゆらと泳ぐ様子に出合える。
また、カリフォルニアアシカやゴマフアザラシが暮らす「モンタレー湾」水槽では、上の階では陸上での様子が、その下の階からは生き物たちが水中を泳ぐ姿を見ることができる。ひとつの水槽を、高さ・角度の違いで楽しめるのも、海遊館ならではの特徴だ。
■【見どころ3】海遊館の人気者たちを見つけよう!
「モンタレー湾」で出合えるのは、2019年7月に生まれたカリフォルニアアシカ "トワ"。まだまだお母さんにぴったりくっついている甘えん坊だ。同じ水槽で暮らす"しずく"は、手で顔を隠す"はずかしいポーズ"を2020年になって習得したそう。
海遊館イチ、大きな生き物はジンベエザメ。ちなみに大きいほうがメスの"遊"で約6メートル、オスの"海"は約5メートルだ。ゆったりと海中を泳ぐ姿はずっと見ていても飽きないと評判。ちなみに、ジンベイザメのいる太平洋水槽は最大長34メートル、深さ9メートルで水量は5400トンと巨大!
まるで宇宙を漂っているかのように、クラゲたちの姿が漆黒の空間に浮かび上がるのは「海月銀河」の水槽。おなじみのミズクラゲに、まさに"瓜"っぽい姿をしたウリクラゲ、ピンクやオレンジ色がスイーツのように見えるハナガサクラゲ、長い触手が美しいアカクラゲなど、美しさと優雅さを感じさせてくれるクラゲは見ているだけで癒される。
カマイルカの暮らす「タスマン海」水槽には、さまざまな行動を引き出すためにボールや飼育員お手製のおもちゃが浮かんでいる。タイミングが良ければ、おもちゃと戯れる楽しそうな姿に出合えるかも。
■【ショッピング・お土産】萌え心をくすぐる海遊館オリジナルグッズも
お土産がそろうショップは、「海遊館オフィシャルショップ」(海遊館エントランスビル3階)と、「海遊館オフィシャルミュージアムショップ」(同ビル2階)の2カ所。
「海遊館オフィシャルショップ」は入館者のみが利用できるショップで、ステーショナリーブランドや手ぬぐいブランドとコラボした、オフィシャルショップならではのアイテムがズラリ。一方「海遊館オフィシャルミュージアムショップ」には、ぬいぐるみや菓子類などオリジナルグッズを中心に、自然や海をテーマにしたグッズが並ぶ。
数ある人気アイテムの中から、おすすめのお土産グッズをピックアップ。
ます最初は、ワモンアザラシの飼育担当が監修した「アザラシビッグクッション(アラレ、ユキの2タイプ)」(各税込6820円)と、「アザラシミニクッション(アラレ、ユキの2タイプ)」(各税込2750円)。個体ごとの体の特徴を細部まで忠実に再現しているので、館内で出合ったお気に入りのアザラシを思い浮かべながら選んでみるのもいいかも。
「オウサマペンギン3変化ぬいぐるみ」(税込2860円)は、卵からヒナ、そして成鳥へと3変化するオウサマペンギンのぬいぐるみ。卵のファスナーを開けてひっくり返すとヒナに、さらにヒナのファスナーを開けてひっくり返すと成鳥になるという、ユニークなアイテムだ。こちらもペンギン飼育担当が監修し、卵の大きさをはじめ、体の特徴も細部まで忠実に再現している。
タコツボの底から手を入れてタコの足を動かして遊べる「たこつぼパペット」(税込1980円)も個性的。本物のタコのように、ニョロニョロとした足の動きをマスターして!
※時期により商品入れ替えのため、販売が終了している場合あり。
■【グルメ】軽食やドリンクはカフェ&ドリンクスタンドで
館内の飲食スポットは、どちらも軽食をそろえる「cafeR.O.F」(海遊館内4階)と「ドリンクスタンド SEA SAW」(海遊館エントランスビル2F)の2カ所。
海遊館の周辺には、関西名物グルメのフードテーマパーク「なにわ食いしんぼ横丁」やレストラン、天保山大観覧車、レゴランド・ディスカバリー・センター大阪などが集まる「天保山ハーバービレッジ」もあるので、食事は館外で楽しむのも◎。海遊館と周辺施設をセットにしてデートに使うのもよさそうだ。
■【おすすめ】施設担当者に聞く!海遊館の魅力・楽しみ方
「海遊館の水槽が生き物の名前ではなく瀬戸内海など地域の名前になっているのは、世界の自然環境を再現した展示を行っているからなんです。太平洋を中心とした環太平洋の各地域を再現しており、サンゴのある地域、ごつごつした岩肌の地域、生き物だけではなく、各水槽内の環境にフォーカスした見学もおすすめですよ」(海遊館 広報担当の山田樹子さん)
今回紹介した生き物のほかにも、イワシの魚群や深海のタカアシガニなど、見どころを挙げたらきりがない海遊館。じっくり、たっぷり楽しんで、世界の海を満喫しよう!
■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・風邪のような症状がある方、体調不良、発熱や咳などの症状がある方は来館をお控えください。
・入館口では、アルコール消毒液による手の消毒とサーモグラフィによる検温へのご協力をお願いたします。
・必ずマスク着用のうえ、館内での大声での会話はお控えください。
・スタッフもマスクを着用し、こまめな手洗いや消毒の実施、勤務前の体温測定など健康管理を徹底しています。
・レジカウンター等では飛沫感染防止のためビニールシールド等を設置しています。
※感染予防のため、入館者数や各種サービス制限中、営業内容が変更になる場合あり。事前に海遊館の公式サイトで確認を
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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※2020年5月時点の情報です。