日中は春らしい陽気になっても、まだまだ愛用したい「黒ブーツ」。春に黒のアイテムは、一見すると重たく見えそうですが、ボトムスとの組み合わせ次第で春らしい着こなしも実現できます。
まずポイントとなるのが、ボトムスの素材です。ウールやキルティングといった冬素材のボトムスを合わせれば、黒ブーツの色も相まって冬仕様の着こなしになります。
逆に、ボトムスが軽くて柔らかい素材であればあるほど、足元に軽量感が生まれるので春らしいコーディネートになります。
おすすめは、シフォンやシアー素材、プリーツデザインなどのヒラヒラとゆれるスカートアイテムとの組み合わせ。
色はブーツに合わせて黒ベースでもOKです。できれば、程よく肌が見えると抜け感がプラスされるのでおすすめです。
アウターやトップス、ボトムスなどの黒ブーツ以外の洋服が全て明るいと、ブーツの重厚感が際立ちます。すると、黒ブーツだけが浮いて、冬コーデが抜けきれない印象になるので気をつけましょう。
それを回避するには、上半身(主にアウターorトップス)のどこかにブーツと同じく黒を加えましょう。コーデ全体に統一感が生まれ、黒ブーツでも馴染みの良い着こなしに。
インナーに、コットンシャツやTシャツなどの春にピッタリなベーシックアイテムを採用するとなお良いでしょう。
パンツ+黒ブーツは重たくなりやすいですが、例外としておすすめできるのがデニム×黒ブーツのコーデ。王道のベーシックアイテムであるデニムは季節性を感じさせないので、足元が黒ブーツでも違和感なく馴染みます。
ただし、デニムはインディゴやブラックではなく、春らしいさわやかなブルーデニムが◎。さらに、トップスをカジュアルで薄手のTシャツにしたり、ハリのあるライトアウターを羽織ったりすると、春っぽさ満載のコーデが完成します。
黒ブーツは春、秋、冬の3シーズン使える優秀アイテムです。あまりモノを多く増やしたくないミニマリストさんは、このような汎用性の高いベーシックアイテムをぜひ手にしてみてくださいね。
(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)
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