「ヘアカラー」で印象は大きく変わります。せっかく髪を染めるのなら、若々しく仕上げたいですよね。また、年齢と共に肌もくすみやすく、髪のつやも減ってしまうため、ヘアカラーでカバーしたいものです。
美容師の筆者が、肌印象がアップする「40・50代におすすめのヘアカラー」をご紹介します。
若々しく見える肌のポイントは、「血色感」と「つや感」。マスク生活が続くなか、チークやリップで血色よく見せられないため、ヘアカラーで血色感を求める方も多いです。
血色感と共につや感を出すことで、より若々しい印象になりますよ。
画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)
暗髪のヘアオーダーは多いですが、お客さまからは「暗くしたいけど、黒くしすぎたくない」というご意見を多くいただきます。もちろん黒髪も人気ですが、コントラストと強さがですぎてしまうため、もう少し肌に馴染んだヘアカラーが希望という方も多いです。
ナチュラルな雰囲気の暗髪は、柔らかさや透明感も出るため肌がくすみすぎません。光に透けたときもつやっぽく見えるため、おすすめです。
写真の明るさは、6レベルくらい。白髪染めでも対応できる明るさです。
画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)
大人気のくすみベージュ。くすみすぎているヘアカラーは血色が悪く見えてしまいますが、ベージュを入れることで緩和できます。
さらに、つや感を出すために暖色系の色味をプラスすると、若々しい雰囲気になりますよ。
写真の明るさは、9レベルくらい。
こちらは、白髪染めでは対応できない明るさです。白髪も染めたい方は根元に白髪染めを施術し、毛先はグラデショーンになるようにお洒落染めでなじませると、全体が9レベルくらいの雰囲気になりますよ。
画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)
ここ数年、人気の高い脱白髪染め。通常の白髪染めに飽きている方におすすめです。
伸びてきた白髪とのコントラストを少なくするため、ブリーチを使って白に近い色味をハイライトの技法で作っていきます。白髪をしっかり染めたい方には不向きですが、デザインカラーや明るめのヘアカラーを楽しみたい方には◎。
髪が明るくなると黄色味が出やすく傷んで見えるため、黄色味を抑えてつや感重視の仕上がりにすると、ハイトーンのヘアカラーで肌が明るく見えますよ。
写真の明るさは、12レベルくらい。ブリーチを使ってハイライトを入れ、12レベルのヘアカラーをオンカラーしています。
今回は、髪色で肌印象がアップする40・50代におすすめヘアカラーをご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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