アラフィフ世代になると、白髪が増える方も多いのではないでしょうか。実は、加齢以外にも、普段の習慣で白髪を招いていることがあります。
ヘアメイク、美容師である筆者が、白髪の増加につながるNG習慣をご紹介します。白髪に悩む方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
紫外線対策として日焼け止めを使うことが習慣となっている人は多いですが、実は頭皮や髪も紫外線の影響を受けやすいです。
頭皮が紫外線を浴びることで、活性酸素が作られます。活性酸素は過剰に増えすぎると細胞傷害をもたらすため、髪の細胞に悪影響を与える場合があります。結果として、白髪の増加につながる可能性があります。
肌を紫外線から守るのと同じように、帽子や日傘、髪専用の日焼け止めなどを使用して、しっかりと頭皮の紫外線対策も行いましょう。
私たちの髪色は、メラニン色素の量で変わります。
「メラニン」と聞くと日焼けやシミをイメージする方もいると思いますが、実は髪内部のコルテックスにもメラニン色素を作る「メラノサイト」が存在しています。白髪になるメカニズムとしては、このメラノサイトの働きが低下するほか、髪が作られる工程でうまくメラニンが取り込まれないということが考えられています。
頭皮に合わないシャンプーを使っていると、頭皮のベタつきや、かゆみ、フケなどが起こりやすくなります。これは、頭皮のターンオーバーの乱れやバリア機能低下につながります。
また、メラニン産生に関わる毛根にまで悪影響を及ぼす場合があるので、頭皮トラブルがある方はシャンプーの見直しをするようにしましょう。
髪を作る主な栄養素は「ケラチン」というタンパク質です。無理なダイエットや偏食により身体のタンパク質量が減ってしまうと、髪に必要な栄養素が行き届きにくくなり、白髪の原因につながってしまいます。
厚生労働省によると、身体活動レベルに見たタンパク質の目標量では、運動量が少ないアラフィフ女性で57〜88gとされています。運動レベルによって量は変動しますが、1つの目安として参考にしてみてください。
ちょっとした毎日の意識で白髪対策をすることができます。ご自身の生活習慣を一度見直してみてください。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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