暑い日は、食欲がなくとも食べやすい「そうめん」が重宝しますよね。つるつると喉をすべる麺は美味しくて、つい食べ過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか。
一見、低カロリーに感じるそうめんは実はそれほど低くもなく、1人前約340カロリーといわれています。そのため、そうめんの食べ過ぎで夏太りしないためには食べ方がとても大切です。
ベジ活アドバイザーの筆者が、夏の風物詩でもある「そうめん」をよりヘルシーに食べるポイントを3つご紹介します。
そうめんの食べ方は家庭によっても異なりますが、茹でたそうめんを水で〆て、ネギや大葉などの薬味と一緒にいただくのが一般的ですよね。
ですが、そうめんをはじめとした麺類は麺単体でお腹がいっぱいになりやすく、野菜やたんぱく質などの栄養をとりにくいことも体重増加の原因につながります。家で食べる時は薬味を多めにして、時にはキュウリやレタス、トマトやオクラなどの旬の野菜をのせた「サラダそうめん」にして食べるようにしてみましょう。
野菜の食物繊維には食後血糖値の急上昇を抑えて、おだやかな糖質の吸収に役立ちます。いきなりそうめんから食べるのではなく、サラダや小鉢などで野菜をとることも良いでしょう。
他の食材を一緒にとることで、そうめんの量を少なくできるかもしれないですね。
市販のそうめんつゆやゴマダレなど、お好みでつけだれを変えて楽しむことができます。
味変したい時に少量のお酢を加えてみましょう。お酢には、おだやかな血糖値上昇を保つ働きがあるので太りにくい身体作りに役立ちますし、さっぱりと食べやすくなるのでおすすめです。
そうめんを食べる前に、市販の野菜ジュースを飲むこともおすすめです。食後血糖値の上昇を抑制する働きが期待できるそうです。食前30分前がベストタイミングということもわかっています。
時間がない時などは市販の野菜ジュースを飲んでからそうめんを食べると、ダイエットに役立ちますね。
罪悪感の残らない食べ方で、夏の風物詩である「そうめん」を楽しみましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※食物繊維の分類と特性 – 大塚製薬
※食事と一緒に大さじ一杯のお酢で、食後の血糖値上昇を緩やかに – ミツカン
※ニュースリリース – カゴメ