タピオカを筆頭に日本で大ブームを巻き起こし続けている、台湾グルメ。
キャンプ場で作るにはハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、使用する具材そのものは少ないので、調味料さえ小さい容器に移しておけば荷物がかさばることはありません。
また、調理工程自体も日本の定番料理と共通している部分が多いため、台湾グルメ初心者でも気軽に挑戦することができます。中でも今回は魯肉飯(ルーローハン)・大鶏排(ダージーパイ)・ねぎ餅の3品の作り方についてご紹介します。
最初にご紹介するのは、台湾グルメの代名詞的存在『魯肉飯(ルーローハン)』のレシピ!
もし無ければ一般的な料理酒を代用して頂いて構いませんが、紹興酒を加えることでコクと深みが増し、本場の味わいに近づけることができます。
〜魯肉飯の作り方(2人前)〜
<材料A>
・豚バラブロック 300g
・茹で卵 2個
・白ご飯 茶碗2杯分
・小松菜 1株
・塩 適量
・にんにく、生姜 各1片
・ごま油 大さじ1
<材料B>
・醤油、紹興酒、米酢、黒砂糖 各大さじ2
・オイスターソース 大さじ1
・水 1カップ
<作り方>
(1)にんにくと生姜はみじん切りにしておきます。
(2)豚バラブロックは1cmの角切りにし、塩で下味をつけておきます。
(3)コッヘルやフライパン等の調理器具にごま油を熱し、1を炒めていきます。
(4)香りが立ってきたら、2の豚肉を投入します。
(5)お肉の色が変わってきたら、材料Bを混ぜ合わせたものを注ぎ入れましょう。
(6)5にアルミホイルやクッキングシート等で落し蓋をし、20〜30分程度煮込みましょう。
(7)小松菜はさっと茹でておき、水気をよく絞って5cm幅に切ります。
(8)器に白ご飯を盛り付け、6をかけたら縦半分に切った茹で卵・7の小松菜をトッピングして完成です。
甘辛い味付けで、思わずご飯をおかわりしたくなります。
大鶏排は鶏むね肉をまるごと一枚揚げた、台湾の屋台で大人気の台湾風唐揚げです。
顔と同じくらいの大きさがあるビックサイズの唐揚げで、つい写真に収めたくなるインパクト抜群の一品です。
〜大鶏排の作り方(2枚分)〜
<材料A>
・鶏むね肉 2枚
・卵 1個
・片栗粉、コーンスターチ 各大さじ5
・揚げ油 適量
<材料B>
・醤油、料理酒 各大さじ2
・砂糖 大さじ1
・おろしにんにく、おろし生姜、中華スープの素 各小さじ1
・五香粉、黒胡椒 各小さじ1/2
<作り方>
(1)鶏むね肉は観音開きにし、厚みが均一になったらラップをかけます。
(2)1の鶏むね肉が3mm程度の薄さになるまで、めん棒を使いながら叩いて伸ばしていきましょう。
(3)ポリ袋に材料Bと2の鶏むね肉を加え、外側からよく揉み込んだら口を縛って30分以上置きます。
(4)3に溶き卵をくぐらせ、片栗粉・コーンスターチを混ぜ合わせたものをまぶします。
(5)ダッチオーブンやフライパン等の大きめの調理器具に揚げ油を注ぎ入れます。
(6)5を170〜180度に熱し、4をこんがりと焼き色がつくまで揚げたら完成です。
お口いっぱいに広がる、幸せの美味しさ。
クレープのようにもちもちとした食感が美味しい、台湾のローカルフード『ねぎ餅』はキャンプの朝ご飯にぴったり。
そのままはもちろん、オムレツやチーズ、ハム等を乗せて洋食風にアレンジするのもおすすめです。
〜ねぎ餅の作り方(2人前)〜
<材料>
・中力粉 100g
・お湯(50度) 大さじ4
・長ねぎ 1/2本
・塩 ふたつまみ
・サラダ油 小さじ1
・ごま油、打ち粉 各適量
<作り方>
(1)ボウルに中力粉を加え、お湯を少しずつ注ぎながらその都度手で混ぜ合わせます。
(2)ひとまとめにしたら、まな板に打ち粉をして更に捏ねていきます。
(3)表面が滑らかになったらボウルに戻し、ラップで包んで30分程度置きます。
(4)3を二等分にし、打ち粉をしたまな板の上にのせたら、それぞれ厚さ1mm程度にめん棒で伸ばしましょう。
(5)4の表面にサラダ油を塗り、1枚の生地に対して半量のみじん切りのねぎ・塩をひとつまみ散らします。
(6)5を端から巻いて棒状にし、続いて渦巻き状に巻いたらめん棒で厚さ1cm程度に伸ばします。
(7)フライパンにごま油を熱し、両面焼き色がつくまで弱火でじっくりと加熱したら完成です。
熱々焼きたてを召し上がれ★
いかがでしたか?いつもと違うキャンプ飯を楽しみたい♪と言う方は是非試してみて下さいね。
美味しい台湾グルメと共に乾杯。