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東海 今日28日午後が雨のピーク 愛知・岐阜・静岡で「線状降水帯」発生の可能性

  • 2024年5月28日
  • tenki.jp

今日28日午後は、東海地方の広い範囲で雨脚は更に強くなるでしょう。愛知県、岐阜県、静岡県では、「線状降水帯」が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。無理な外出は控え、安全な場所で過ごすようにしてください。

午後は広い範囲で雨脚は更に強くなる

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今日28日は、1時間に20ミリ以上の強い雨や、30ミリ以上の激しい雨を観測した所があり、また、降り始めからの雨量が正午現在、すでに100ミリを超えている所もあります。
今日28日午後は、本州付近の低気圧や前線に向かって、台風1号周辺の熱帯由来の暖かく湿った空気や、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みが更に強まる見込みです。東海地方では大気の状態が非常に不安定となり、断続的に活発な雨雲がかかるでしょう。

局地的に非常に激しい雨 今日28日午後 愛知・岐阜・静岡では「線状降水帯」発生の可能性

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今日28日午後が雨のピークで、時間が経つにつれて雨の降り方は強まり、大雨に一層警戒が必要です。局地的に傘が全く役に立たなくなるような滝のような雨が降るでしょう。視界が悪くなり、車の運転は危険です。愛知県、岐阜県、静岡県では「線状降水帯」が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

線状降水帯とは

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線状降水帯とは、発達した雨雲が線状にどんどん発生して、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、強い雨のエリアのことです。同じような場所で顕著な大雨が続くことから、甚大な災害が発生する恐れがあります。

線状降水帯が発生するしくみ(メカニズム)の代表的なものに「バックビルディング現象」があります。これは、風上で次々と発生した雨雲が、発達しながら風に乗って同じような場所に流れ込み、線状の強雨域が形成されるものです。
※発生メカニズムに未解明な点も多く、全ての線状降水帯が同じようなメカニズムになるとは限りません。

線状降水帯が発生する時間や場所を、正確に予測するのは難しいため、いつ線状降水帯が発生しても避難できるよう、普段からの準備や心構えが必要です。事前にハザードマップにて、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所を確認しておきましょう。避難場所や避難経路を決める時に役立ちます。

過去 「線状降水帯」発生時の雨の降り方

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昨年2023年6月2日夕方から夜のはじめ頃、愛知県に「線状降水帯」が発生しました。豊橋市の降水量推移を見てみますと、「線状降水帯」が発生した前後から、1時間に30ミリ以上の激しい雨が何時間も続きました。「線状降水帯」によって、どんどん雨量は増え、豊橋市の2日の総降水量は418.0ミリとなりました。広い範囲で浸水被害が発生するなど、東海地方では多くの被害が発生しました。

今日28日正午からの12時間予想降水量

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愛知県東部の山地や静岡県の山地を中心に、今日28日正午から今夜日付が変わる頃(12時間予想降水量)にかけて、100ミリ以上の雨が降り、雨量は更に増える見込みです。静岡県の山地の多い所では、150ミリ〜200ミリの雨の降る所もありそうです。
なお、「線状降水帯」が発生した場合は、局地的にさらに降水量が増える恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。また、落雷、突風、降ひょうにも注意が必要です。
海上では、今日28日夕方以降、非常に強い風が吹き、海はしける見込みです。

雨は今夜遅くまでに止む所が多いですが、静岡県では明日29日未明まで雨の残る所があるでしょう。明日29日の日中は広く日差しが戻る見込みです。ただ、雨が止んだ後も、しばらくは危険な場所には近づかないようにしてください。

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