今日4日(土:みどりの日)と明日5日(日:こどもの日)は、広く行楽日和。九州から東北にかけて夏日続出で、内陸を中心に真夏日の所も。屋外のレジャーは熱中症に注意。連休最終日6日(月:振替休日)は西日本で雨や風が強まる恐れ。最新の気象情報と交通情報の確認を。
今日4日(土:みどりの日)は、高気圧に覆われて、各地で晴れる見込みです。日差しが降り注ぎ、お出かけ日和でしょう。紫外線が強いので、日傘や帽子などで、しっかり対策をしてください。九州や沖縄では、昼過ぎにかけて所々でにわか雨があるため、折りたたみの傘があると安心です。
最高気温は、昨日3日(金:憲法記念日)より高い所が多いでしょう。東北から九州にかけて夏日(最高気温が25℃以上)の所がほとんどで、仙台市は26℃、東京都心は28℃と、7月上旬並みの暑さになりそうです。屋外で長い時間過ごされる場合は、時々日陰で休憩したり、意識してこまめに水分をとったりして、万全な暑さ対策をなさってください。
明日5日(日:こどもの日)も、高気圧に覆われる見込みです。日中は各地で晴れて行楽日和でしょう。青空の下で、こいのぼりが泳ぐ姿が見られそうです。ただ、湿った空気が流れ込むため、九州や四国では次第に雲が広がり、午後は雨の降る所があるでしょう。屋外のレジャーは急な雨にご注意ください。
最高気温は、東北から九州にかけて25℃以上の所がほとんどでしょう。福島市33℃、山形市と長野市32℃、松江市30℃など、東北や関東甲信の内陸、北陸から山陰では、真夏日(最高気温が30℃以上)の所もありそうです。東京都心も28℃と季節外れの暑さが続く見込みです。屋外ではもちろん、屋内でも、適切に冷房を使用し、吸湿性や通気性の良い素材の服装を選ぶなど、熱中症に十分ご注意ください。
暑い中、屋外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作ることができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
連休最終日6日(月:振替休日)は、前線を伴った低気圧が日本海に進み、前線が西日本や北海道方面にのびる見込みです。
九州や四国、中国地方は朝から雨が降るでしょう。局地的にザっと強い雨が降り、南風が強まりそうです。急な強い雨や突風にご注意ください。近畿や東海も午後は雨雲がかかるでしょう。北海道も断続的に雨が降りそうです。旅行先や帰省先からのUターンに影響が出る可能性がありますので、交通情報も確認なさってください。
最高気温は、晴れ間の出る東北や関東甲信で25℃以上の所が多いでしょう。東海から西では、季節外れの暑さは収まりそうです。