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中国地方や近畿北部、北陸でも雪 積雪も 雪弱まっても路面凍結など交通障害注意

  • 2024年3月2日
  • tenki.jp

今日2日(土)は、北日本だけでなく、中国地方や近畿北部、北陸でも雪が降っており、平地でも雪の積もっている所があります。舞鶴市では午前6時の積雪が6センチで、3月に積雪を観測するのは7年ぶりです。午後は雪の降り方がいったん弱まる所もありますが、明日朝にかけても引き続き積雪や路面の凍結による交通障害に注意が必要です。

日本列島に強い寒気 西日本で降雪も

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今日2日(土)は、冬型の気圧配置で、「平地で雪」となる目安の強い寒気が九州や本州付近に流れ込んでいます。

このため北日本だけでなく、中国地方や近畿北部、北陸でも雪が降っている所があります。午前11時の積雪は、鳥取県大山町で86センチと、約半月ぶりに積雪が80センチを超えました。平地でも雪の積もっている所があり、京都府舞鶴市では午前6時には積雪が6センチに達しました。3月に積雪を観測するのは2017年以来7年ぶりです(午前11時現在は3センチ)。

また雪雲は強い風によって太平洋側にも流れ込んでおり、広島市など山陽や、松山市など四国でも雪の舞っている所があります。

西日本の雪は次第に弱まるも あす朝にかけて交通障害に注意を

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中国地方や近畿北部では、午後は雪の降り方がいったん弱まる所が多いでしょう。ただ、気温が低いため、交通量の少ない道路や日陰の道路では、雪が積もっていたり、路面が凍ったりしている所がありそうです。明日朝にかけても、山間部を中心に引き続き積雪や路面の凍結による交通障害に注意が必要です。

北陸は断続的に雪が降り、雷を伴って降り方が強まる所もあるでしょう。3月としてはまとまった雪となり、新潟県など平地でもしっかり雪の積もる所がありそうです。最新の気象情報・交通情報を確認してください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

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