関西では、今日29日(木)の午後は雨が降り、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。海上を中心に、風が強まる見込みです。その後は強い寒気が流れ込み、明日3月1日(金)と2日(土)は、北部を中心に雪が降りそうです。
今日29日(木)は、低気圧が西日本の南岸付近を通過する見込みです。
関西は、午後は全般に雨が降り、雨と風が強まる所があるでしょう。
特に、夜は南部を中心に激しい雷雨になる所もある見込みです。
雨の降り方や落雷、強風や高波に注意をしてください。
関西では、明日3月1日(金)は明け方まで雨が降るでしょう。その後は上空に寒気が流れ込み、2日(土)にかけて、北部や山沿いを中心に雪の降る所がある見込みです。北寄りの風が強く吹き、2日(土)は風冷えになるでしょう。
3日(日)は天気が回復し、各地とも大体晴れる見込みです。
週末は、内陸部を中心に氷点下の冷え込みとなる所もあるため、農作物や家庭菜園の管理をされている方は、おそ霜に注意が必要です。
霜注意報は、秋や春に気温が下がって早霜や遅霜が発生することにより、農作物や果実の被害が発生するおそれがある時に、発表されます。
実際、霜は、秋や春だけでなく、冬にも発生します。ただ、冬に霜がおりるのは当たり前ですし、冬は外で栽培される農作物や果実が少ないので、冬には霜注意報が発表されないのです。
霜注意報が発表される期間や基準は、地方によって、少しずつ違います。例えば、大阪府では「4月15日以降 最低気温4℃以下」、京都府南部では「晩霜により農作物に著しい被害の発生が予想される場合で、具体的には最低気温が3℃以下になると予想される場合」です。
なお、気温が観測される高さは、地上1.5メートルで、予想気温もこの高さの値を予想しています。ただ、寒い日に外に立っていると、足元から冷えてくるように、地面近くはもっと気温が低くなります。そのため、最低気温が3℃くらいでも、地上付近は0℃近くまで下がるので、霜が降りるのです。
霜注意報が発表されたら、農作物や果樹の管理に、十分お気をつけください。