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明日27日低気圧が発達 東北・関東・東海で非常に強い風の恐れ 暴風や高波に警戒

  • 2024年2月26日
  • tenki.jp

今日26日は、日本の東海上で発達する低気圧の影響で、広い範囲で北風が強まりました。低気圧は明日27日もさらに発達を続けるため、全国的に北風の強い状態が続く見込みです。特に、東北や関東、東海は暴風や高波に警戒。沿岸を中心に、非常に強い風が吹く恐れも。

今日26日 全国的に北風強まる 今年初の35メートル超を観測

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今日26日、日本の東の海上で低気圧が発達しながら東へ進んでいます。この影響で全国的に北寄りの風が強まり、強い風が吹き荒れています。
午後5時までの最大瞬間風速は、北海道えりも岬で37.9メートルを観測しました。(北北東・午後3時6分)
今年全国で初めて最大瞬間風速35メートル以上を観測したことになります。(1月に最大瞬間風速35メートル以上の地点が無かったのは、2014年以来10年ぶり)

栃木県那須高原で25.5メートル(西北西の風・午前9時14分)、福島県白河市で21.7メートル(北西の風・午前11時4分)、羽田空港で21.1メートル(北北西の風・午後2時31分)を観測したほか、東京都心でも20.2メートルを観測し、1月16日以来、最大瞬間風速20メートル以上となりました。(北西の風・午後3時19分)

関東でも沿岸部を中心に、風に向かって歩きにくくなったり、転倒する人が出たりするほどの強い風が吹いています。都内では、強風によってパネルが落下する事故も発生しています。
暗い時間帯に入りますので、今夜お帰りの際も、屋外では強風による影響に十分な注意が必要です。高い場所での作業は特に危険ですので、お控えください。

明日27日 沿岸中心に非常に強い風も 暴風・高波に警戒

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明日27日にかけて、日本の東の海上で低気圧が発達を続ける見込みです。全国的に北寄りの風の強い状態が続くでしょう。
特に、東北の太平洋側では明日27日明け方にかけて、雪を伴って、風が非常に強く吹く所がある見込みです。暴風や暴風雪、局地的な大雪に警戒が必要です。

また、関東も風の強い状態が続き、特に沿岸部では今日26日よりもさらに強く、非常に強い風が吹く恐れがあります。低気圧が予想よりも発達した場合には、関東の海上を中心に、明日27日朝から昼前にかけて、暴風となる可能性があります。

明日27日に予想される最大瞬間風速は、東北や関東、東海の陸上で30メートル、海上で35メートルと予想されています。
また、海上はうねりを伴って大しけとなる見込みです。海岸付近にはむやみに近づかないでください。外出の際は、交通の影響などにもご注意ください。

明日27日 気温の割には北風ひんやり

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明日27日は、沖縄は雲が多く、朝晩中心に雨の所があるでしょう。
九州から東海は明け方まで一時的に雨の所がありますが、日中は広く晴れる見込みです。関東も日が差すでしょう。
北陸や東北南部は午前を中心に雪や雨が降り、太平洋側では非常に強い風が吹く所がある見込みです。
東北北部や北海道は湿った雪が、風を伴って強まりそうです。猛吹雪になる所もあるため、警戒してください。

日中は関東から西は12℃前後まで上がり、この時期らしい気温となる所が多いですが、北風が強いため、体感的には気温の数字よりもひんやりと感じられるでしょう。風を通しにくい服装を選ぶと良さそうです。北海道の日本海側は今日26日より3℃前後気温が高く、真冬日の所は少なくなりそうです。

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