日本付近には寒気が流れ込んでいて、北日本や関東甲信などで雪が降っています。3連休初日の今日23日、積雪や路面の凍結など車の運転には十分注意してください。
今日(23日)日本付近は、北日本中心の冬型の気圧配置となっていて、日本の南には前線がのびています。寒気が流れ込んでいるため、北日本は日本海側を中心に雪が降っていて、東日本・西日本も雨の降っている所が多くなっています。また、関東甲信では雪となっている所もあります。
今日未明から朝にかけては、北海道の日本海側では、3時間に5センチ〜9センチ程度の雪の降った所がありました。また、関東甲信でも山沿いや内陸を中心に雪となっていて、平地でも雪の積もっている所があります。午前10時現在、長野県軽井沢町で4センチの雪が積もっています。また、茨城県水戸市でも1センチの積雪となっています。
北日本の雪はピークを過ぎていますが、このあとも所々で雪雲がかかりそうです。また、関東甲信では、夕方ごろまで雨や雪が降る見通しです。平野部などの広範囲で積雪となることはない見込みですが、雪の積もっている所では移動の際、注意が必要です。
3連休初日で、車で遠出をされている方もいらっしゃると思います。渋滞が発生し、思っていたよりも移動に時間がかかることも考えられます。長い距離移動したときや、高速道路から一般道路に出たときなど、路面の状況が急に変わり、ハンドルが取られたりタイヤがスリップすることもあります。さらに、気温が低いため、夜は路面が凍結する可能性もあります。車を運転する際は十分注意してください。
気象情報とともに交通情報も確認するようにしてください。
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。