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土日の天気 広く晴れるが 近畿や東海などにわか雨も 気温上昇 季節先取りの暖かさ

  • 2024年2月17日
  • tenki.jp

今日17日(土)と明日18日(日)は、高気圧の圏内で広く晴れ。ただ、紀伊半島やその周辺の地域は、にわか雨の可能性。気温は全国的に平年を上回る。

高気圧に緩やかに覆われる

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今日17日(土)は、日本付近は高気圧に緩やかに覆われます。高気圧の中心が、東と西にあり、近畿や東海には湿った空気が入ります。ほぼ全国で晴れますが、紀伊半島や愛知県、静岡県にかけては、午前、午後ともに沿岸部を中心ににわか雨の可能性があります。お出かけの際は、折りたたみの傘など、持っておくと安心です。

明日18日(日)も、気圧配置に大きな変化はなく、広範囲で晴れるでしょう。ただ、東海や近畿、四国の所々に雨雲がかかります。特に雨が降りやすいのは朝と夜。降るのは一時的で、降り方も弱いでしょう。

最高気温 土曜より日曜の方が高くなる

最高気温は平年を上回る所が多いでしょう。
今日17日(土)は、北海道は2℃前後、東北北部は6℃前後、東北南部と北陸は8℃から10℃くらい、関東以西は13℃から15℃くらいの所が多い予想。広い範囲で3月中旬並みとなるでしょう。
全国的に、明日18日(日)の方がさらに高く、4月並みの所が多くなります。北海道でも10℃くらいまで上がる所があるでしょう。九州をはじめ西日本では20℃前後まで上がる所があり、上着いらずの陽気となりそうです。
この暖かさで、花粉の飛ぶ量が増える見込みですので、花粉症の方は対策を万全になさってください。

なお、明後日19日(月)も多くの所で日差しが届き、季節先取りの暖かさ。その先、23日(金:天皇誕生日)にかけては前線の影響で雨が降るでしょう。
気温の上昇や、雨によって、雪解けが進みます。積雪の多い地域は、雪崩、土砂災害、路面状況の悪化など、いっそうの注意が必要です。

融雪災害に注意

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積雪が多い地域では、気温の上昇や雨により雪解けが進むことで、次の3つの災害が発生する恐れがあります。

① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。

② 雪解けにより大量の水分が地面に浸み込むことで地盤が緩み、「土砂災害」が発生することがあります。山間部や急な傾斜地では、特に注意が必要です。

③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

このほか屋根からの落雪も多くなるため、屋根の上の雪下ろしや軒先で作業する際は注意が必要です。

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