東海地方は、天気は短い周期で変わるでしょう。15日(木)頃は広く雨で、来週はじめも再び天気が崩れそうです。暖かな日が多いですが、一時的に寒くなる日もあるため、寒暖差で体調を崩さないよう気をつけてください。
今週は天気の移り変わりが早いでしょう。一時的な寒の戻りはあるものの南からの暖かな空気が入りやすく、比較的過ごしやすい日が多くなりそうです。
広く晴れるのは明日14日の午前中までで、明日14日の午後は、次第に雲が広がりそうです。
15日(木)は湿った空気が入りやすくなり、前線や低気圧が西から近づき本州付近を通過する見込みです。雨が降ったり止んだりで、南寄りの風が強まり、東海地方でも「春一番」が吹く可能性があります。
16日(金)は、はじめ雨の残る所がありますが、日中は広く日差しが戻るでしょう。岐阜県山間部では雨から雪に変わり、午前中は雪が続く所がありそうです。雪の降っている時間は短く大雪の心配はありませんが、積雪となる所もある見込みです。また、寒気の影響で気温はグッと下がり、前日との気温差が大きくなるため、寒暖差に注意してください。
17日(土)から18日(日)は大体晴れますが、週明けは再び天気が崩れる見込みです。
「春一番」とは、立春から春分の間に吹く暖かい南よりの風のうち最初のもので、発表の条件は地域によって少し異なります。東海地方では、昨年2023年は発表はありませんでしたが、2022年は3月5日に観測の発表がありました。
直近の2022年3月5日を見ますと、名古屋は最高気温は17.8℃を観測したものの、春一番を観測した翌日6日は、10.2℃までしか上がりませんでした。また、高山市では、翌日6日に19センチの降雪量を観測しました。
春一番が吹くと、春の訪れや暖かさをイメージする方も多いと思いますが、翌日は気温が下がって寒の戻りとなることがあります。
また、名古屋を代表してみますと、風速10m/s以上の強風の吹く日は3月をピークに、この時期から4月にかけてが多くなっています。発達した低気圧の通過が多い季節のため、春一番が吹いた後も強風が吹きやすい時期が続きます。
目まぐるしい気温変化や天気変化、春の3K「花粉」「強風」「乾燥」に注意しながら過ごしましょう。