サイト内
ウェブ

連休明け 花粉一気に飛散・急増の恐れ バレンタインデーから東京都心も「多い」予想

  • 2024年2月10日
  • tenki.jp

3連休明けは気温が上昇、春が急加速し花粉が一気に飛散・急増の恐れ。特に、バレンタインデーの14日(水)〜15日(木)は東京都心で20℃近くまで上がり、スギ花粉は「多い」予想です。15日(木)は南風がビュービュー吹き、「春一番」が吹く可能性も。花粉症の方は、対策を万全にしましょう。

「3連休は3月並み 連休明けは4月並み」 花粉が一気に飛散・急増の恐れ

画像A

今日10日(土)〜12日(月:振替休日)の3連休は、全国的に最高気温は平年並みか高く、東京都心などで3月並みとなるでしょう。九州などではスギ花粉の飛散が始まった所もありますが、まだ、各地で「少ない」予想です。東京では、まだ飛散開始※とはなっていませんが、わずかながら花粉が飛び始めています。敏感な方は、早めの対策が良さそうです(東京都保険医療局 東京都アレルギー情報navi.より2月4日までの観測、多摩地域は2月8日まで)。

3連休明けは気温が上昇し、14日(水)〜15日(木)を中心に4月並み、春本番の陽気となるでしょう。東京都心でも、最高気温は20℃近くまで上がり、スギ花粉は「多い」予想です。15日(木)は南風がビュービュー強まり、「春一番」が吹く可能性があります。

3連休明けは、春が急加速し、花粉が一気に飛散・急増する恐れがあるため、花粉症の方は入念な対策が必要となりそうです。

※「花粉の飛散開始日」とは、1月以降、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「花粉の飛散開始日」としています。

各地のピークは?

画像B

スギ花粉の飛散がピークを迎える時期は、福岡・高松・東京は2月下旬から、広島・大阪・名古屋・金沢・仙台は3月上旬からとなるでしょう。ピークの期間は10日から1か月ほど続く見込みです。

来週15日(木)は「春一番」の可能性がありますが、風が強く、急に暖かくなる日が増えると花粉の飛散量が一気に増えて、ピークの時期が早まることも考えられます。花粉症の方は、ピークを迎える前から万全な花粉対策を心がけるとよいでしょう。

花粉が飛びやすい条件

画像C

花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2〜3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2〜3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp