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山陰〜北陸を中心に雷雲 元日の明け方まで大気の状態が不安定 落雷や突風に注意

  • 2023年12月31日
  • tenki.jp

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今日31日(大晦日)は、西日本から東日本の日本海側で大気の状態が非常に不安定になっており、山陰から北陸を中心に雨雲や雷雲がかかっています。明日1月1日(元日)の明け方にかけて落雷や突風、急な強い雨に注意を。山間部では大雪や吹雪となる恐れがあります。

山陰〜北陸を中心に雨雲や雷雲

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今日31日(大晦日)は、日本海を二つの低気圧が東よりに進み、別の前線を伴った低気圧が本州の南岸沿いを進んでいます。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空には寒気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定になっています。

13時現在、山陰から北陸を中心に雨雲や雷雲がかかっています。一部で発達した雷雲も見られ、落雷も発生しています。

元日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く

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明日1月1日(元日)の明け方にかけて、西日本から東日本の日本海側を中心に大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。発雷確率も高くなっています。

明日1月1日の明け方にかけて、山陰から北陸を中心に発達した雨雲や雷雲がかかるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

なお、平地では雨の降る所が多いですが、北陸や岐阜県、長野県の山間部を中心に雪が降り、大雪や吹雪となる恐れがあります。ご来光目的の登山は、最新の情報に注意し、計画の変更も検討してください。

竜巻の発生しやすい気象状況

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竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」とコメントする場合も、竜巻が発生しやすくなります。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」の情報を得ることができない場合もあります。竜巻が発生するのは「発達した積乱雲の下」ですので、普段から、積乱雲が近づく前触れを覚えておきましょう。

①昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。

また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだしたりします。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。

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