今朝(21日)は冷え込みが強まり、午前8時までの最低気温は、北海道富良野市でマイナス24.4℃を観測し、この冬の全国最低気温を更新。日中も広い範囲で真冬並みの寒さ。日本海側では風が強まり、体感はさらに寒くなるため、万全の寒さ対策を。
今朝(21日)は強い寒気や放射冷却の影響で、各地で冷え込みが強まりました。午前8時までの最低気温は、北海道富良野市でマイナス24.4℃と、この冬の全国の最低気温を更新しました。
日本海側ではこの冬一番の冷え込みとなった所が多く、秋田市はマイナス5.1℃とこの冬初めてマイナス5℃を下回り、島根県松江市はマイナス0.3℃、鳥取県米子市はマイナス0.7℃で、ともに、この冬初めての冬日(最低気温が0℃未満)となりました。
冬日は520地点(富士山を除く)と、全国のアメダス地点の半数以上で、3日ぶりに500地点以上となりました。
今朝(21日)は、奈良と神戸で初雪を観測しました。そのほか、広島と岡山で初氷、鹿児島の桜島で初冠雪を観測しました。
【初雪】
奈良(平年より8日遅く、昨年より1日早い)
神戸(平年より8日遅く、昨年より1日早い)
【初氷】
広島(平年より5日遅く、昨年より3日遅い)
岡山(平年より4日遅く、昨年より3日遅い)
【初冠雪】
桜島(平年より3日遅く、昨年より3日遅い)
最高気温は北海道や関東で平年並みの他は、平年より低いでしょう。東北や北陸、東海から九州、沖縄は、昨日20日(水)より大幅に低い所が多く、凍てつく寒さとなりそうです。
日本海側では、雪や風の影響で、体感はさらに寒くなります。風を通しにくいダウンジャケットやマフラー、手袋など、万全な防寒対策でお出かけください。