今日7日(木)は、寒冷前線の影響で北陸〜北日本では日中は雨や雷雨。夜は次第に雪に変わり、ふぶく所も。全国的に日中は平年より高い気温ですが、夜は急降下。朝よりも寒くなるため寒暖差に注意が必要です。
今日7日(木)は、低気圧が発達しながら日本海を北東へ進み、今夜にかけて寒冷前線が西日本から北日本を通過する見込みです。前線通過中は大気の状態が不安定。日本海側を中心に急な雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。
今夜には寒冷前線は東の海上にぬけますが、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。
西日本の雨や雷雨は昼頃までに止みますが、北陸から北日本では今夜にかけて大気の状態が不安定。日中は雨や雷雨ですが、前線通過後は寒気が流れ込み、次第に雪に変わるでしょう。北日本を中心に冬型が強まり、明日8日昼前にかけて西よりの風が雪を伴い、非常に強く吹くでしょう。北海道の日本海側と太平洋側西部を中心に、猛ふぶきや吹き溜まりによる交通障害、暴風に警戒して下さい。低気圧の発達程度によっては、暴風や暴風雪となる地域が拡大するおそれがあります。
また、明日8日にかけて、雪の多い傾斜地では、雪崩や湿った雪による電線着雪などに注意して下さい。
きょう7日(木)は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」。雪が大いに降り積もる頃という意味ですが、暦とは裏腹に、日中の気温は平年より高い所が多いでしょう。
東京都心など関東を中心に、日差しと南風で気温がグングン上昇中。最高気温は東京都心や横浜で20℃と、10月下旬並みの予想です。
また、午前11時半までの最高気温は、札幌で11.4℃(午前10時50分)と、平年より8℃くらい高く11月上旬並みとなっています。ただ、午後は西〜北よりの冷たい風に変わり気温急降下。夜9時の札幌は3℃、日付がかわる頃には氷点下となりそうです。
東京都心も夜9時以降は10℃を下回り、明日8日の朝は6℃の予想です。
各地で、夜は朝より気温がグッと下がるため、寒暖差に注意が必要です。