きょう14日夜、東から南東の空に見えるおひつじ座に位置する天王星が、「衝(しょう)」を迎えます。太陽、地球、天王星がまっすぐに並ぶ位置関係となり、天王星を一晩中見ることができます。おひつじ座に近い木星を目印に、双眼鏡や望遠鏡で探してみてはいかがでしょうか。
きょう14日夜、東から南東の空に見えるおひつじ座に位置する天王星が、「衝(しょう)」を迎えます。
「衝(しょう)」とは、太陽系の天体が、地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。今夜は太陽、地球、天王星がまっすぐに並ぶ位置関係となり、天王星を一晩中見ることができます。
天王星の明るさは約6等級で、条件の良い空でも、かろうじて肉眼でその姿が確認できるという明るさです。双眼鏡や望遠鏡を使うと、比較的簡単に見つけることができます。おひつじ座に近い木星を目印に探してみてはいかがでしょうか。
きょう14日夜は、晴れる所が多く、星空の見られる所が多くなりそうです。
東海から西は、星空指数が高めで、比較的すっきりと晴れる見込みです。
関東は雲が多く、観測できるタイミングを待つのに時間がかかるかもしれません。北陸や東北は、雲の切れ間から見られるチャンスはありそうです。北海道は次第に晴れて、観測できるチャンスがあるでしょう。
昨夜に続き、今夜もぐっと冷え込むでしょう。
天体観測は暖かいコートやブランケットなどで防寒対策をしっかりとして、風邪をひかないようにご注意ください。