あす2日は、北日本の日本海側は明け方まで、北陸は夕方まで局地的に雷雨となるでしょう。急な強い雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうなどに注意。日中は広く晴れて、九州から関東は25℃以上の夏日エリアが拡大。3連休は東北も25℃以上になるなど、11月として記録的暑さに。
きょう1日、寒冷前線が通過中の北海道や東北北部では日本海側を中心に雨が降り、局地的には雨が強まり、発雷している所もあります。
1時間降水量は、北海道檜山地方のせたな町では28.0ミリ(午後2時37分まで)、後志地方の余市では18.5ミリ(午後3時44分まで)を観測し、いずれも1976年の統計開始以来11月としては1位の値を更新しました。
あす2日にかけて、低気圧からのびる寒冷前線が日本海を南下するでしょう。
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や、上空の寒気の影響を受けて、北海道や東北、北陸では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
北海道ではあす2日明け方にかけて、雨や雷雨の所がありそうです。東北の日本海側は、あす2日明け方にかけて、北陸ではあす2日夕方にかけて、局地的に雨がザっと強まるでしょう。特に、昼頃までは激しい雨が降る恐れがあります。
これから帰宅時間帯にあたりますが、雷が鳴る音がしたり、急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある際には、早めに頑丈な建物に移動するなど安全を確保してください。
また、沿岸部ほど風が強まるため、強風にもご注意ください。
あす2日は、日中は晴れる所が多いでしょう。
九州から関東にかけて、きょうより広い範囲で日中は25℃以上の夏日になる見込みです。
3連休初日の3日文化の日は、北海道や東北の日本海側は雲が多く雨の所がありますが、そのほかは、広い範囲で晴れる見込みです。暖かい空気が流れ込み、各地で一段と気温が上がります。
日差しと暖気の影響で、北陸や山陰など日本海側は30℃近い所も出てきそうです。急な暑さで体調を崩さないようにご注意ください。
また、仙台市や東京都心、名古屋市、大阪市、福岡市など連休中に、夏日が続く予想です。11月としては過去にない、異例の暑さになるでしょう。外出の際には、昼間は涼しい服装を心がけるとともに、夕方からの気温の急降下にも注意して、調節しやすい服装を心がけてください。