きょう25日、宇都宮地方気象台から「男体山」の初冠雪の便りが届きました。平年より10日早く、昨年と同じ観測です。
きょう25日は、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んだ影響で、関東甲信の山では雪が降った所もありました。
宇都宮地方気象台から男体山の「初冠雪」の便りが届きました。平年より10日早く、昨年と同じ観測です。
関東では、10月22日に前橋地方気象台で観測された仙ノ倉山と白砂山に続く、「初冠雪」の便りとなりました。
初冠雪とは、8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで、白く見えることを言います。
初冠雪は初雪とは違い、麓の気象台から山の山頂付近が雪などで白く見えることが条件です。山に登って、雪が降っていることが分かっても、初冠雪とはなりません。
また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となります。
なお、富士山の初冠雪は、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。