クラッスラ(属)は、ベンケイソウ科に入る属の一つでギリシャ語の「厚い」という意味になっています。
クラッスラ属のほとんどが多肉植物で種だけで500種類も確認されています。
今回はそのクラッスラ属の種類についてご紹介していきます。
茜の塔という流通名のクラッスラ属の一つで、アフリカを原産地としています。
暑さにも寒さにも比較的に強く夏までは上に伸びていき冬になると生長が無くなっていきます。
秋には紅葉をします。葉の形が三角になっているものが4方向に伸び断層になっています。
まるで手裏剣をだんだん小さくしていって重ねているように見える印象的な多肉植物です。
栽培する場所は、直射日光の当たる、風通しの良い所を選びましょう。
花月錦は、花月(カネノナルキ)に分類される多肉植物で、マイナス1〜2度まで耐えることができる多肉植物で霜に当てても枯れません。
夏も冬も強いクラッスラ属の種類の一つです。
花月錦は枝分かれしながら生長していき、葉の形は先が尖っていて緑色や薄い黄緑色をしています。
秋になると葉の周りが紅色に染まります。
花月錦は成長スピードが遅く、育て方にも少しコツが必要です。
流通後である「ゴーラム」は、別名「宇宙の木」とも言われています。
ゴーラムもクラッスラ属のカネナルキの一つでホビットという多肉植物と似た形をしています。
葉の形が筒のように伸びて、葉の先がお皿のように少しへこんでいます。
先端には円状に赤色に染まります。
草の丈は50cmも大きく生長し、稀に淡いピンク色の花を咲かせます。
風通しの良い直射日光の当たる場所で栽培します。
クラッスラ属の種類について3つご紹介しました。
クラッスラは多肉植物で基本的には小さい植物が多いので家で育てることも出来ます。
ぜひクラッスラの種類の多肉植物を育ててみてください。