色鮮やかな花とはまた違う、力強くてしとやかに見えるかわいい多肉植物。
サボテンなどがその代表格とされていますが、他にも様々な種類のものがあります。
今回は初めて多肉植物ガーデニングに挑戦する人へ向けたガーデニング方法について紹介します!
多肉植物は、その特徴の一つに「体内に水を蓄えている」というものがあります。
根から吸い上げた水分を茎や葉に蓄えることが出来るため、野生の場合は海岸や砂漠など、一般的に乾燥地帯と呼ばれる場所に多く生育しています。
なので、家庭で育てる際も、そこまで意識して水を与える必要はありません。
しかし蓄えがなくなれば枯れてしまうのは事実です。
春期は土の表面が乾いたら水やりするペース、湿度の高い夏は月に数回葉に水を掛ける程度、秋は春と同じペースで、冬は月に何回かだけ暖かい午前中のうちに軽く与える、といったように、季節ごとに合わせた水やりが必要となります。
寄せ植えとは、一つの容器の中で複数の植物を育てることです。
多肉植物はもちろん単品でも魅力的なのですが、他の植物と合わせて寄せ植えをすることで更に魅力がアップします。
また、その組み合わせ方によって見た目が変わってくるので、その意味でも新たな魅力が生まれます。
そんな寄せ植えのやり方ですが、実はあまり通常の育て方とは変わりません。
ただ、多肉植物の生育パターンとして、夏に大きく育つものと冬に大きく育つものがあるので、これを揃えておけば水やりが楽になります。
また、種類によって背が大きく育っていくものや垂れ下がって育つものがあります。
大きい物は奥に、垂れ下がって小さく見えるものは手前に置くこと、そしてそれらをバランスよく配置することで、より見た目が綺麗になります。
育ち方を利用して少し溢れるように置いて育てることで、全体にボリュームを出すことができます。
特に重要な点に絞ってガーデニング方法を書いてきましたが、最後に初心者向けのオススメ多肉植物を紹介します。
まずは幅広い人気を誇るエケベリア。
青緑で太めの葉っぱの先が少しピンクに染まった、繊細で可愛らしい多肉植物で、葉っぱの形や微妙なフォルムの違いなどで様々な品種があります。
主に鉢植えに向いています。
次は冬に成長する珍しい品種のアオエニウム。
こちらはカラーバリエーションが豊富で、真っ黒でシャープなものや黄色やピンクなどのグラデーションが綺麗なものがあります。
いかがだったでしょうか。
多肉植物は比較的育てやすく、ガーデニング初心者向けだといえます。
この機会に是非挑戦してみましょう。