育てやすいし可愛くて人気がある多肉植物!室内のインテリアにも最適です。
しかし、多肉植物を育てる上で初心者の方がよくやる失敗として、水やりが挙げられます。
長く綺麗な姿を保って楽しめるよう、水やりの注意点などをご紹介していきます。
多肉植物は、茎や葉の部分に水を貯められる機能があるため、他の観葉植物に比べると乾燥には強いのですが、だからといって全く水やりが要らないという訳ではありません。
季節や置き場所などにもよるのですが、基本的には10日に1回くらいの頻度での水やりは必要となってきます。
鉢の土全体、もしくは鉢底の穴から水が染み出す程度を目安に与えましょう。
多肉植物の水やりのタイミングについて具体的に説明していきます。
多肉植物には多くの種類がありますが、種類によって生長する時期とか休眠してしまう時期が違うので、水やりのタイミングもその多肉植物の特性によって変えなくてはいけません。
休眠期には、根腐れの原因になるため、水やりは極力少なめにします。
そして生長期には活発になるので、水やりは多めにします。
多肉植物には夏型・冬型・春秋型の3タイプがあります。
夏型の生長期は3月~11月、休眠期は12月~2月です。
冬型の生長期は9月~5月、休眠期は6月~8月です。
そして春秋型の生長期は3月~6月と9月~11月、休眠期は7月~8月と12月~2月です。
多肉植物に水をあげるタイミングがわかる3つのサインがあります。
1つめは、葉っぱの部分がしわしわになってきたときです。
2つめのサインは、全体的にツヤやハリがなくなり、葉っぱの部分が柔らかくなってしまっているときです。
3つめのサインは、土が乾いてしまっているときです。
鉢を持ち上げたときに軽く感じるときは、表面の土だけでなく鉢の中の土までもが乾いてしまっています。
多肉植物の水やりの注意点などをご紹介してみました。
タイプによっても水やりのタイミングは違ってきます。
植物は喋れませんが、水を欲しているときはサインを出しています。
それを見逃さないようにして水やりをしてみてください。
※トップ画像はPhoto by naoさん@GreenSnap