水やりは頻繁にしなくても大丈夫、生命力が強いから多少放置しても平気……
多肉植物が育てやすいと言われる所以ですが、せっかく育てるなら元気に育って欲しいもの。
水をやりすぎてもやらなさすぎても良くない、お手入れ方法を再度確認しておきましょう。
多肉植物は普通の植物に比べると必要とする水の量が極端に少なく、休眠シーズンであれば水やりの頻度はひと月に一度で十分なほど。
やりすぎると根腐れを起こしてしまうのは有名ですね。
そうは言っても植物なので、水が足りなければ枯れてしまいます。
ポイントは土の乾き具合ではなく、葉の状態を確認して水やりの判断をすること。
少し元気がなくなったかも、ぐらいのタイミングであげれば十分です。
また水やりをする時は少なくていいというわけではなく、鉢の下から出てくるぐらいの量を与えましょう。
水やりは、土に新鮮な空気を通すという意味でも大事な作業なのです。
植物ですから日光浴は必須。
更にサボテンなどであれば、もともと暑い土地の植物だからどんどん日を浴びせてあげなくちゃ、と思ったことはありませんか?
多肉植物の育成に日当たりの良さは必須条件ですし、ほとんどの種類が日光浴は大好きです。
ただし基本的に直射日光は禁物です。
多肉植物といえども、強い日差しにあたりすぎると人間でいう日焼けのような葉焼けを起こし、色が変わって元気がなくなってしまいます。
直射日光は避けるようにして、季節によって置き場所を変えてあげてください。
更にこだわって多肉植物を元気に育てたい人におすすめ。土を独自にブレンドしてみてください。
買った時のままだったり多肉植物用の土を買ってきて利用するのも悪くはないですが、多肉植物にも個性があり、種類によって適した土壌も違います。
例えば比較的乾燥に弱い種類だから土の保水性を良くしたいという時には、今の土壌に腐葉土をプラスしたり、逆に排水性を高めたい場合は日向土や軽石を混ぜてあげたり。
植物をよく観察してカスタマイズしてあげましょう。
多肉植物の育成に関して気を付けたいポイントを紹介しました。
これを参考にして、もっともっと元気に育てていって下さい!
※トップ画像はPhoto by さっちゃんさん@GreenSnap