多肉植物を育ててみたいけれど、初めて育てるし、どれがいいのかわからないという意見は多いです。
中には、初心者が扱うには難しい多肉植物も多く存在します。
そこで、初心者でも扱える人気の多肉植物を3つご紹介します。
セダムの一種で、華やかな緑の葉の先端が薄いピンク色をしているのが特徴です。
重要になるのは肥料と水分の量を考慮することです。
基本的に、どちらも多く必要とせず、水分は乾いて3日程度経った後に与え、肥料は固定肥料でやり過ごせるため、無理に液体肥料を与えることはありません。
日差しにも強く、寒さ対策さえしっかりすれば、特に難しいことは必要なく、しっかり育ってくれる品種です。
アエオニウム属に属する多肉植物の一種です。
直射日光にも耐えることができる、強い多肉植物でもあります。
注意点として、室内栽培には向かないところです。
冬場であっても成長する特徴を持ち、寒さよりも日光を優先させて育てる必要があります。
氷点下でもマイナス2度ぐらいまでの寒さに耐えることができるため、地域によっては、そのまま室外で冬を越すことも可能です。
エケベリアの一種で、赤紫の葉が広がっているのが特徴です。
注意点は、害虫がつきやすいのと、病気の発症に気を払わなければいけない点です。
風通しがかなり重要な品種で、多湿になるとカビが広がることが多々あります。
また、カイガラムシと呼ばれる虫もつきやすいため、こまめなチェックと見つけた際の駆除が必要です。
多肉植物にも様々な品種があり、個々の特徴があるため、中には育成するにあたって、細かな配慮や知識が必要なことも多く、初心者には向かないものも多くあります。
なので、しっかり調べた上で、初心者でも扱いやすい多肉植物を探し、購入するのが大切です。
※トップ画像はPhoto by さっちゃんさん@GreenSnap