アガベは綺麗でクールなビジュアルの葉が特徴的です。そんなかっこよさが男性を中心に注目を集めています。
インテリアとしても使えるアガベの育て方をご紹介します。
見たことはあるけど、名前を知らないと言う方が多い多肉植物でもあります。
元はメキシコを中心とした北アメリカ南部から東インドに至るまでに生息している多肉植物の1種です。
アガベと言っても、種類が多くあり、中には棘を持ったサボテンのような葉を持つもの、葉が無数に広がるもの、木のように太く茶色い茎があるものなどが存在します。
基本的に重要になるのは、日光、水分、肥料の3つです。
まず日光ですが、出来る限り日当たりの良い所に置きます。どちらかというと日差しを好む多肉植物の1種です。
湿度にも気をつけなければいけません。というのも、多湿な状況を嫌うため、水やりに関してもやり過ぎないよう注意が必要です。
最後に肥料ですが、基本的な固定肥料はともかく、液体肥料をやる際に気をつけるのは成長期の把握です。
春、秋が主に成長の最盛期なので、与えるタイミングとしてはこの季節のみです。
月に3度、定期的に与えるのが良いです。
育成に重要になる3つの要素以外に気をつけるべき点は、害虫問題と病気に関する2点です。
まず、害虫ですが、中でもアザミウマという虫には注意が必要です。
主に、夏の湿度が高い時に多く発生し、アミノ酸を求め付着します。すると生育が止まってしまうため、早めの駆除をしなければなりません。
また、病気に晒されることも多く、黒点病やさび病などの葉を黒く染める病気が多く発生します。
薬剤での対策はもちろん、感染した部位は引き剥がす必要があります。
アガベは、多少神経質な部分もあり、育成に苦労する植物でもありますが、枯れる前に小さな花を多く咲かせることがあります。それも100年に1度とも言われるほどです。
長く育ててきたお礼としての花を開く演出があるかもしれない、なかなかおもしろい多肉植物です。
※トップ画像はPhoto by とろろさん@GreenSnap