土を入れて栽培するのが一般的ですが、中には水耕栽培と呼ばれる変わった育て方で多肉植物を育てているところも増えています。
そんな多肉植物の水耕栽培に焦点を当てて、掘り下げていきます。
農家でも使われている栽培方法で、最近では家庭で使われることも増えた植物や野菜の育成方法です。
簡単なものだとペットボトル等で作られたモノもある中、水耕栽培キットと呼ばれる、家庭で野菜や果物を作るのに適したLED搭載のものも販売を開始し、人気を集めています。
特にレタスやいちごのような野菜、果物類に適しています。
まず、水耕栽培するにあたって、根を切り落としてしまいます。中途半端に残さず、きっちり切らないと根腐れの原因にもなるので、バッサリと切ってしまいます。
水洗いをした後、水面ぎりぎりに多肉植物をセットします。容器は小型のアルコールランプのような口の物が適しています。
この状態で待ち続けることで、白い根が生えてきます。成長が目に見えるのが特徴です。
当たり前ですが、水は定期的に変えます。丁度1週間に1回程度で十分です。
また、直射日光を浴びるとダメージを受けやすいため、できるだけ日陰に置くのが一般的です。
肥料は液体タイプです。量の調整が難しく、やり過ぎてしまうことも多いので気を付ける必要があります。
専用の液体も販売されていますし、水草専用の物も相性がいいとして知られています。
分量にのみ注意すれば、特に問題はありません。
水の量やタイミングに繊細な多肉植物に、水耕栽培のような水を浸したような育成方法が合っているとは一見思えないかもしれませんが、成長過程を見てみると明らかで、嘘だと思う方に是非、試してほしい育成方法です。
※トップ画像はPhoto by たらこまるさん@GreenSnap