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企業パートナーレポート

第4回 NTTコムウェア株式会社

  • 2010年7月2日
  • 緑のgoo編集部

緑のgooがどのように使われているか教えてください。

社内ポータル「COMWEB」のトップ画面に、「緑のgoo」の検索ボックス、および「緑のgoo」へのリンクバナーを設けています。検索ボックス、バナーのどちらも設定した際には、社内へのアナウンスを徹底しており、すでに多くの社員に利用されています。現状、1日あたりのクリック数は3000~3500回ほど。検索回数は着実に増えており、今後もより多くの利用者が望めると考えています。

現在、取り組んでいる環境貢献には、どのようなものがあるのでしょうか。

東京都が推進する事業「花粉の少ない森づくり運動」に協賛し、青梅市にある広さ2.88haの森林を整備・活用しています。そこで活躍するのが、社内より募った「環境サポーターズ」です。自主的に取り組むボランティアスタッフで、森林の下刈りや植樹のほか、地域の活性化、社員の環境教育を目的に、親子イベントなども開催しています。

また、社員食堂の残渣の一部を活用し、バイオ発電を実現。さらに、食品残渣からできた飼料を食べて育った豚を「コムウェア・ポーク」と名付けて、月に2度、食堂で提供できるような仕組みを作りました。幾度も交渉を重ね、実現までに1年半。社員の誰もが知っているコムウェアポークを生かしたメニューは、毎回美味しいと評判です。

首都圏の事業所に設置していた紙コップ自販機も、すべて「マイカップ自販機」に変更しました。これにより紙コップの使用量は半減。大きな成果を生んでいます。このような環境貢献に社員が進んで取り組む理由のひとつに、「いきいきスマイルポイント」があります。環境や健康、ボランティア活動等に参加するとポイントが付与される、コミュニケーションの活性化を目的とした制度です。付与されたポイントに応じて特典があり、エコグッズ等の進呈のほか、社員が使用しなかったポイントを環境や健康団体へ寄付することも実施しています。

今後、どのような取り組みを考えていますでしょうか。

進めているプロジェクトに、機密文書を回収、溶解し、トイレットペーパーとして再利用するという取り組みがあります。自社ビルである品川と五反田のビルに限られますが、目指している循環型社会の一環として、実現させたいと思っています。

さらに、社員全員に個別電源スイッチを用意し、端末などの待機電力による無駄な電力の節減を実現しているほか、省エネ委員会による消費電力を抑えるための施策、ペーパーレス会議の徹底など、社員が自主的に行えるような意識づけを大切にしていくつもりです。

2009年8月、通常のgooより「緑のgoo」に変更。「緑のgoo」スティックも2010年1月から設置し、より検索しやすいよう配慮されている。
調理時に出る野菜のくずや食べ残された食品を循環させて、また自社での食事に役立てる仕組みを提案。上図のようなリサイクルの流れも、しっかり社員に告知しているという。
ダストボックスに入れた廃棄書類が、循環型のリサイクルのシステムを経て、トイレットペーパーに。自分たちが廃棄したものを、直接自分たちで再利用できることは、社員のリサイクル意識を高くするのに役立っている。

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