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企業パートナーレポート

第12回 株式会社協和エクシオ

  • 2011年1月20日
  • 緑のgoo編集部

「緑のgoo」が、どのように使われているか教えてください。

緑のgooに登録したのは2009年12月。企業パートナープログラムに参加した一番の理由は、日常、仕事をする上で当たり前のように行うパソコンでの検索が、そのまま環境貢献につながる手軽さに魅力を感じました。また、弊社の場合、グループ会社も含めればかなりな社員数にもなりますので、検索数もかなりなものになるのではと考え、賛同いたしました。

現在、社内向けのイントラネット「エクシオパーク」のTOPページに、緑のgooの検索ボックスを設置しています。設置当初はTOPページから一階層下の「総合リンク集」に並べているだけでしたが、クリック1つで社会貢献できることをより多くの人に知ってもらい、誰にでもすぐに検索してもらえるようにすることが目的でTOPページへ移行しました。
その効果もあって、緑のgoo登録から1年ほどが経過した現在では、月間で1万3000~4000回の検索数、延べ16万回ほどの検索回数にまで成長いたしました。

社内イントラのTOPページへの検索ボックス設置のほか、社内報にも詳細な説明を掲載し、緑のgooのしくみや、集められたお金の使われ方まで、分かりやすく報告した結果、検索数も伸びたのだと思います。

環境対策に関して、現在、どのような取り組みをされていますか。

清掃活動やボランティア活動など、全国にある支店単位で、地域性を活かしそれぞれに活動しています。そのほか、全社をあげて取り組んだエコキャップ運動では、約60万個が集まり、延べ750人分以上ものワクチンを生み出すなど、積極的にCSR活動に取り組んできました。

なかでも、特徴的なのが全国に5ヶ所を所有している「エクシオの森林(もり)」という森林の保全活動です。現在、熊本、兵庫、北海道、宮城、広島の全5ヵ所に合計15ヘクタールという広大な土地を林野庁から借り上げ、管理運営を行っています。
「エクシオの森林」は2005年、創立50周年を契機に林野庁が推進する森林資源の維持活動に賛同したことが始まりでした。

「エクシオの森林」を保有する意義は3つあります。
一つ目は、純粋に森林を保全していくことで、動植物にとって貴重な森林を維持できることです。
二つ目は、森林の維持活動を社員へのレクリエーションにすることです。
三つ目として、二酸化炭素の削減があります。森林を保全していくことでどれほど二酸化炭素の吸収に貢献できたのか、林野庁から毎年通知が来ます。2009年度の場合、5ヵ所合計で約31トンもの二酸化炭素の吸収に貢献することができました。

今後、どのような環境への取り組みをお考えでしょうか。

2009年度末に、社内にCSR委員会を立ち上げました。社長を委員長とし、5部門の代表者で構成された委員会です。社長自らが率先していることもあり、環境対策への取り組みは、とても重要視されています。

今後、会社として取り組むべき課題は、CO2の削減と捉えています。
「改正省エネ法」により特定事業所(原油換算で年間1500Lを使っている会社)でもある弊社は、2009年を基準に毎年1%の使用量をカットしなければなりません。
そこで重要と考えているのが、中長期の計画に基づいたエネルギーの削減、つまり、毎日のオフィス環境で使用されている電力を減らすことを目的としています。

電力消費の多くを占める室内温度の調整はもちろんのこと、昼食時間の消灯、パソコンの電源を切るなど、事細かな節電対策を徹底しており、これを維持していくことで1%の削減に貢献できると考えています。

イントラネット「エクシオパーク」の画面右上に、緑のgooの検索ボックスを設置
2005年に熊本県の国有林内に設けられた「エクシオの森林」
消灯が徹底された昼休みのオフィス。パソコンの電源もOFF状態。

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