
スカシ細工が施された金属パーツを土台にし、クリスタルガラスやパールを留めつけて作るクラシカルなブローチ。スカシ細工もアクセサリーのデザインの一部として美しく輝きます。パーツを彩る大小のビーズや二連のチェーンがポイントの上品な作品です。
必要な材料
★仕上がり:縦3cm×横5cm(飾りチェーンを除く)
★材料提供先:(T)はトーホー、(K)は貴和製作所
●Aの材料
・(K) 貴和クリスタル【KC】#4809(13×12㎜・ローズピーチ/F)1個
・(K) #4809用石座(13×12㎜・ロジウムカラー)1個
・(K) 貴和クリスタル【KC】#4228(10×5mm・クリスタル/F)2個
・(K) #4228用石座(10×5mm・ロジウムカラー)2個
・(K) 貴和クリスタル【KC】#5810(3mm・ホワイト)4個
・(K) キュービックチャトン石(丸・3mm・クリスタル/RC)2個
・(T) 丸小ビーズ(No.714・銀)2個
・(K) スカシパーツ(菱形・25×45mm・ロジウムカラー)1個
・(K) ウラピン(No.104・25mm・ニッケル)1個
・(K) Cカン(0.7×3.5×4.5mm・ロジウムカラー)4個
・(K) チェーン(245SF・幅2mm・ロジウムカラー)7.5cm(47コマ)×1本、5.5cm(35コマ)×1本
・(T) テグス(3号・クリア)50cm×1本、35cm×1本

●Bの材料
・(K) 貴和クリスタル【KC】#4809(13×12mm・クリスタル/F)1個
・(K) #4809用石座(13×12mm・ゴールド)1個
・(K) 貴和クリスタル【KC】#4228(10×5mm・クリスタル/F)2個
・(K) #4228用石座(10×5mm・ゴールド)2個
・(K) 貴和クリスタル【KC】#5810(3mm・ホワイト)4個
・(K) キュービックチャトン石(丸・3mm・クリスタル/G)2個
・(T) 丸小ビーズ(No.PF557・金)2個
・(K) スカシパーツ(菱形・25×45mm・ゴールド)1個
・(K) ウラピン(No.104・25mm・ゴールド)1個
・(K) Cカン(0.7×3.5×4.5mm・ゴールド)4個
・(K) チェーン(245SF・幅2mm・ゴールド)7.5cm(47コマ)×1本、5.5cm(35コマ)×1本
・(T) テグス(3号・クリア)50cm×1本、35cm×1本

●必要な道具
・はさみ

・平ヤットコ

・極細目打ち ※通常の目打ちでも可

・接着剤

・あて布
作り方図
※A、B共通
01 テグス35cmの糸端10cmを残しスタート。図のようにスカシパーツとウラピンを固定する。

02 貴和クリスタルを石座に固定する。

03 テグス50cmの中心からスタート。図のように糸を運び、接着剤を使って糸始末する。

04 チェーンをCカンで図のように取りつける。
※小判チェーンは偶数コマだと取りつけ時にねじれてしまうので、7.5cm、5.5cmに一番近い奇数コマが残るようにカットする。
基礎テクニック
*石座の留め方
※石座はビーズと同じ形・同じサイズのものを選びましょう。
01 石座のツメが内側に入っていたら、平ヤットコで垂直に立てます。石座にビーズが水平になるようにのせます。

02 石座のツメを平ヤットコでたおします。数字の順に対角になるようにたおすときれいに仕上がります。

03 ツメをたおすときはビーズや石座にキズをつけないよう、当て布やビニールでカバーします。

04 すべてのツメをたおしたところ。
「スカシ×クリスタルのブローチ」の作り方
*ウラピンを留める
01 テグスを35cmに切り、糸端を10cm残してスタート。写真と作り方図を参考にし、スカシパーツの指定の位置と、裏ピンの穴にテグスを通します。
※わかりやすいように、テグスの色を変えています。

02 もう2周通してテグスをしっかり引き締めます。固結びを2回します。

03 結び目と、これからカットする余分なテグスの端がウラピンの下に隠れるように、テグスをウラピンの下に渡します。

04 結び目とテグスの端に極細目打ちや針などの細い工具で接着剤をつけます。接着剤が乾いたら余分なテグスを切ります。
*ビーズを留める
05 【KC】#4809(13×12mm)と【KC】#4228(10×5mm)をそれぞれ石座にはめます。それぞれ、数字の順に4カ所のツメをたおします。
※基礎テクニック「石座の留め方」参照。

06 テグスを50cmに切り、中心からスタート。作り方図を参考にし、指定の穴からテグスa・bを表に出します。テグスaを【KC】#4228(10×5mm)の石座の上下の穴に通します。テグスbが出ている穴から裏に戻し、ふたたびテグスaを出した穴から表に出します。
※写真ではわかりやすいように中心でテグスの色を変えています。

07 テグスa・bを【KC】#4228(10×5mm)の石座の穴に通します。中でクロスさせ、入れた穴と対角の穴からそれぞれのテグスを出します。

08 テグスa・bにそれぞれ【KC】#5810(3mm)を1個ずつ通します。

09 テグスa・bをキュービックチャトンの石座の穴に通します。中でクロスさせ、入れた穴と対角の穴からそれぞれのテグスを出します。

10 テグスaに丸小ビーズ、【KC】#4809(13×12mm)の石座の穴(下部)、テグスbに【KC】#4809(13×12mm)の石座の穴(上部)を通します。

11 作り方図を参考にし、aのテグスをスカシの指定の穴から裏に戻し、ふたたび表に出します。bのテグスも同様に。

12 補強のため、a・bのテグスでもう一度【KC】#4809(13×12mm)の石座の穴をそれぞれ拾います。

13 テグスaに丸小ビーズを通します。テグスa・bをキュービックチャトンの石座の穴に通し、入れた穴と対角の穴からそれぞれのテグスを出します。

14 テグスa・bにそれぞれ【KC】#5810(3mm)を1個ずつ通します。

15 テグスa・bを【KC】#4228(10×5mm)の石座の穴に通します。中でクロスさせ、入れた穴と対角の穴からそれぞれのテグスを出します。テグスaでもう一度、【KC】#4228(10×5mm)の石座の穴(上下)を拾います。

16 テグスa・bを出合わせ、石座の穴のキワで固結びをします。

17 結び目を【KC】#4228(10×5mm)の石座の穴の中に引き込み、極細目打ちや針などに接着剤をつけ、穴の中で固定します。接着剤が乾いたら、余分なテグスを切ります。

18 チェーンを指定の長さに2本カットします。小判チェーンは偶数コマだと取りつけ時にねじれてしまうので、7.5cm、5.5cmに一番近い奇数コマが残るように切ります。

19 写真と作り方図を参考にし、Cカンでスカシとつなぎます。
*完成
<A>

裏側

<B>
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