花の育て方「インパチェンス」

  • 2023年6月26日
  • NUKUMORE

人気の花を家庭で育てるコツを解説!インパチェンスは、別名「アフリカホウセンカ」といい、春まき1年草です。赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など、色とりどりの花を咲かせとても美しく、育てやすいため、初心者にもおすすめのお花です。

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インパチェンスとは(基本情報)

・分類:ツリフネソウ科
・原産地:熱帯アフリカ
・花色:赤、桃、橙、黄、白、紫
・花言葉:短気
・日なた、夏は半日陰
・水はけ、水もちのよい土
・水はたっぷり bm1661_p25_add_1687330170

栽培カレンダー

*元肥は苗の植えつけ時に与えてください bm1661_p25_map_1_1687223334

上手な育て方

*適地

日なたから半日陰、日陰でも咲くが、できれば明るい場所で育てる。花や葉を弱らせないために、真夏は直射日光を避けた半日陰で育てる。

*種まき

発芽適温20~25℃。暖かくなってきた3~4月に、平鉢やピート板に種が重ならないようにまいて底面吸水させると約10日で発芽。好光性なので土はかけない。

*植えつけ

花壇への植えつけは梅雨時が最適。株が広がるので花壇は株間を20~30cmとり、鉢は大きめを選ぶ。

*水やり

1日1回、真夏は朝夕たっぷりと与える。花に水がかからないよう、株元に静かに注ぐ。

*肥料

開花期間が長いので、カリ分やリンサン分の多い液肥を月に1~2回与える。

*その他メモ

花がらはこまめに摘み、夏の終わりに切り戻す。

インパチェンスにまつわるよくある質問

Q「細かい種ですが、まき方は?」

箱まきにして底面吸水させます!
インパチェンスは1mmほどの細かい種なので、育苗箱にピートモスなどなどを入れてまきます。まき床は水をしっかり吸い込ませておきます。乾燥させないように底に水を張り、半日陰で管理します。本葉が2~3枚になったら3号ポットに移植して苗を育てます。 ★好光性なので覆土は必要ない bm1661_p25_map_2_1687224395 ★ピート板か平鉢にばらまきにする bm1661_p25_map_3_1687224413

Q「こんもりした株に育てるにはどうしたらいい?」

「摘芯」してわき芽を育てます!
茎の先端を摘みとり、わき芽を育てる摘芯作業をくり返せば、枝数がふえ形もきれいにまとまります。ポイントは、植えつけ後すぐではなく、新芽が伸びたことを確認してしてから行うこと。8~10cm伸びたころが適期です。 bm1661_p25_map_4_1687224478 「摘芯」 ★ハンギング仕立て bm1661_p25_map_5_1687224442

Q「真夏に咲かなくなりました」

暑さが苦手!半日陰で切り戻しなどのケアを!
インパチェンスは暑すぎない環境を好みます。真夏の暑さで一時開花を休むことがあるので、この間に株のバランスや草姿をチェックし、切り戻しをしておきます。水やりも適度にして過乾と過湿に気をつけておけば、秋に再び花が咲き出します。 ★1/3ほど切り戻すと秋にまた花が咲く bm1661_p25_map_6_1687224508 ★これはオススメ「サンパチェンス(R)」
真夏の強い日ざしにも耐え、雨風にも強く丈夫。初夏から晩秋まで長い期間美しい花を咲かせ続ける最近注目の人気品種 bm1661_p25_map_7_1687224542

Q「さし芽でかんたんにふやせる?」

新芽のついた枝をさすと2~3週間で発根!
適期は5~6月。新芽がついた枝を7~10cm切り、下葉をとり除いて斜めにカットし、1時間ほど水あげしたあとバーミキュライトにさします。乾燥を避けて日陰に置くと、2~3週間で発根します。 bm1661_p25_map_8_1687224564 bm1661_p25_map_9_1687224568

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