
誰もがあこがれる緑ゆたかな芝生の庭。でも、雑草とりが大変な上、鉢花やコンテナを置いた部分の芝が枯れたり、メンテナンスの手間が結構かかるものです。そんな方におすすめなのが、真砂土舗装材。歩いても土のような感触で、固まっているので、雨が降っても汚れません。
データ・用意するもの
・できあがりサイズ:幅2m、奥行5m
・面積=10坪
・日数=2日
・プロに依頼した場合の費用=約30万円
・自分でつくった場合の材料費=約25万円
■材料=真砂土舗装材、自然石、砂利、セメント、砕石
■用具=バケツ、水平器、スコップ、スポンジ、手袋、プラスチックハンマー、ジョレン、ホウキ、移植ゴテ
真砂土舗装材とは
マサドミックス

真砂土舗装材は、真砂土という土を主な成分とする舗装材で、水をかけると固まります。雑草を防止し、ぬかるみをおさえる効果があります。
写真は四国化成工業(株)のプロ仕様の真砂土舗装材「マサドミックス」ですが、類似の商品がホームセンターでお求めになれます。

標準施工舗装断面
やり方
01 施工前の状態。芝生や雑草を取り除き、作業するスペースをきれいに整地します。

02 自然石を置くスペースに、モルタルを敷き、自然石を固定します。水平器と水糸を使って水平をとります。

03 真砂土舗装材を敷き、木片などで平らにならします。厚さは3cm程度が目安です。

04 ジョーロなどでやさしく水をかけます。強く水をかけると、表面がデコボコになるので、注意しましょう。まず表面が固まります。

05 水をたっぷりかけた状態。これで、真砂土舗装材の下まで水が侵透し、固まります。

06 完成!!約1日乾燥させると、真砂土舗装材が固まります。表面の汚れを落として、できあがり。

◆園路にも…ピンコロ石でアクセントをつけ、すてきな園路に。

◆広いスペースにも…庭全体にも利用できます。
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