
ポリマークレイとは、熱することでプラスチックのように変化する樹脂で作られた粘土で、好みの色を組み合わせて楽しむことができます。1つとして同じ模様が生まれないまさに偶然のアート!はマーブル模様が可愛いイヤリング&ピアスのレシピをご紹介します。

★ぱぴるさん
作家名は大栄ひとみ。アクセサリー作家。ポリマークレイやビーズを使ったスタイリッシュなアクセサリーを多数制作。
2018年春、地元である福井県坂井市三国町にアトリエ兼ハンドメイドアクセサリーショップ「ぱぴる」をオープンし、オーナーとしても活躍中。
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https://pupil-handmade.jimdofree.com/
必要な材料・道具
★仕上がり:直径2.5cm(片耳分)
・イヤリング・ピアス金具:作品の裏に貼りつけます。

・UVレジン液:焼き上がったポリマークレイの表面を飾ります。

・ポリマークレイ:家庭用のオーブンレンジで加熱するだけで、プラスチックのように固まる樹脂粘土。作品では、鮮やかな発色のフィモソフト、焼くと半透明になるものや、メタリックカラーのあるフィモエフェクトを使用しています。

【作品 51、52】
(左から)フィモソフト 26 チェリーレッド、同 70 サハラ、フィモエフェクト 386 ブルーアゲート、同 010 半透明ホワイト

【作品 53、54】
(左から)フィモソフト 62 ラベンダー、同 0 ホワイト、フィモエフェクト 604 半透明パープル、同 205 ロゼ

【作品 55】
(左から)フィモエフェクト 11 メタリックゴールド、フィモソフト 56 エメラルド、同 80 ドルフィングレイ

【作品56】
(左から)フィモエフェクト 38 メタリックサファイヤブルー、同 81 メタリックシルバー、フィモソフト 10 レモン

・オーブンレンジ: 温度が指定できるもの。
・粘土用型抜き(ハート、花):様々な大きさ、形があるので、好みのものをチョイスします。

・粘土用型抜き(サークル):作品51、53、55で使用した直径3㎝の円形の型抜き。お菓子用で代用してもOK。

・UVライト:レジンを硬化させるときに使います。

・接着剤:ピアスやイヤリング金具を貼りつけます。

・めん棒:粘土を平らに伸ばします。

・紙カップ:レジンを入れて使用します。

・スライサー:粘土を切る、型を抜いた粘土をはがすときに使用します。

・クッキングシート:粘土を伸ばすときに使用します。

・やすり:バリを取るときに使用します。

・ピンセット:レジンを塗るときに使います。
作り方
前準備
クレイの分量は、お好みの配分で決めてOK。模様を出したい場所によっても変わりますが、全色合わせて約20gでサークル4個、小さめのハート2個の型がとれます。
01 ポリマークレイがやわらかくなるまで各色ごとにしっかりとこねて、棒状に整えます。

02 スライサーで1㎝角を目安にカット。乱切りのように、角度を変えながら切りましょう。

03 カットし終わったところ。ベースにしたい色は少し大きめに、アクセントにしたい色は縦長に切ると存在感UP!

04 クッキングシートをカットし、を並べます。同じ色が隣同士にこないよう、バランスを見ながら配置します。

05 4の上にクッキングシートを重ねて、上からめん棒で伸ばします。3㎜くらいの厚さが目安です。

06 粘土の上にのせたクッキングシートをゆっくりはがします。

07 好みの模様が出るように型で抜きます。指紋がつかないよう、スライサーではがします。

08 クッキングシートを敷いた天板にをのせます。

09 110℃に熱したオーブンで約20分間焼きます。

10 焼き上がったところ。

★ワンポイント!大きな型を抜いたあとはもう一度こねてプレスする!
大きめの型を抜き終わったあとの残った粘土は再利用可能。残った粘土をまとめてクッキングシートで挟み、再びめん棒で伸ばします。

★ワンポイント!穴を開けたいときは焼く前に処理を!
ほかのパーツとつないで使いたいときは、穴を開けておくと便利。オーブンで焼く前に、爪楊枝などであらかじめ穴を開けておきます。

11 フチにやすりをかけて整えます。

12 紙カップに500円玉大のレジンを注ぎ、ピンセットで適量をすくいます。

13 作品の表面に、レジンをのせます。色の境界に合わせて、水滴のようにランダムにのせて。

14 UVライトを3分あてます。

15 モチーフが完成。レジンをのせることで、みずみずしさ、立体感がプラスされました。

16 接着剤で15の裏側にイヤリング金具を貼ります。

17 16が乾いたら、裏側全体にレジンをのせます。

18 UVライトを3分あてて硬化させてでき上がりです。

型を抜く場所によって色の配分が変わり、違った印象に!半透明カラーの粘土や、メタリックカラーを加えると作品にニュアンスが加わります♪
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「ハンドメイド日和総集編 Vol.3」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのアクセサリーのレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。