香味野菜の代表シソ。香りよく、何に入れても格段と風味がよくなり、美味しさが増しますよね。ここではそんなシソを育てるときに必要な基本的な情報、準備するもの、育て方を解説していきます。予算1000円以内の安さでできるので、コスパ抜群ですよ!
シソ 基本情報
・シソ科
・スタート/春
・発芽適温/25~30℃
・水やり/毎日
・日当たり/良い場所
・土/水はけが良い
【特徴】
・葉だけでなく、花や実まで楽しめる野菜です。成育適温は15℃~25℃で育てやすいですが、乾燥すると香りが悪くなってしまいます。
・日当りが悪い場所でもぐんぐん育ちますが、乾燥に弱いため気をつけましょう。
・肥料が切れないようにすると、良い葉を収穫できます。
種まきと収穫に適した時期
■種まき:4~5月頃 ■収穫:6~10月頃
準備するもの
★★Total金額の目安:約800円
・プランター [標準]
・培養土
・苗
苗は発芽してすぐの双葉がしっかり残っているものを選びましょう。
枯れにくい植物ですが、栄養状態や水やりが不適切だと枯れてしまいます。
土は元肥が入っているものを選びましょう。
育て方
◆ステップ1 植えつけ
プランターの中心に根鉢よりひと回り大きい植え穴をあける。
根鉢を崩さないようにポットから取り出した後、根鉢の肩の土を丁寧に落とす。
プランターの植え穴に苗を入れる。根が隠れるように、周りの土を集めて根鉢の側に入れる。水をたっぷりと与える。
◆ステップ2 収穫
本葉が10枚になるまで収穫はせず、それ以降に育ったやわらかい葉を摘む。
ハサミで切り取って摘芯してわき芽を成長させる。3本に分かれた茎の真ん中を切り取ると良い。
葉丈が30cm以上になったら収穫適期。収穫時期が長く、随時葉が成長するので頻繁に収穫できる。
◆ステップ3 花芽とり(はなめとり)
秋になると、花芽(穂ジソ)がつき始める。葉がかたくなってしまうので、いらない場合は早めに切り取る。
穂ジソは食べることができ、佃煮や香辛料として料理に使える。花が咲いてから1週間後が収穫適期。いくつかを来年用に取っておけば栽培も楽しめる。
切った枝は、水に漬けて必要なときに使用する。
さまざまなシソの使い方 (全て同じ方法で栽培可能)
◆赤シソ
シソの一種で葉が赤紫のものをさし、縮緬紫蘇と呼ばれる品種が梅干しの着色に使用される。
アクが強く、エグミがある。
◆芽シソ
発芽したばかりのシソの芽をさす。
青ジソの芽は「あおめ」、赤ジソの芽は「むらめ」と区別されている。
◆穂ジソ
花が終わり、実が熟す前のものを穂ジソという。
軸に沿って2mm程の実が密集しており、爽やかな香りがするのが特徴。
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