家庭で簡単に、しかも低コストでプランター栽培を始めましょう!ここでは、オールマイティなマメ「エンドウ」についてご紹介します。青色のえんどうは煮豆や甘納豆などのおかずや、スナック菓子の原材料として、実は目にする機会の多い豆なんです。
エンドウ 基本情報
・マメ科
・スタート/秋
・発芽適温/15~25℃
・水やり/1日おき
・日当たり/良い場所
・土/水はけが良い
【特徴】
・花が咲く時期と、実をつけ始める時期に追肥をします。
・低温にも強く、冷涼な環境を好みます。
・土壌水分の多い場合、根腐れを起こして成育が悪くなってしまいます。
・草丈が高くなるツルあり、低いツルなしがあります。
・初心者には、早生のツルなしがおすすめです。
種まきと収穫に適した時期
■種まき:10~11月頃 ■収穫:3~5月頃
準備するもの
★Total金額の目安:約900円
・プランター[標準]
・培養土
・種
・支柱+ネット
秋まきで早くまくと、越冬中に分枝数が多くなり花も早く咲きます。しかし、低温に強いとはいえ、冷害や寒害を受けやすくなります。
ツルあり品種の場合は、伸び始めてから支柱を立ててネットを張りましょう。
育て方
*ステップ1 種まき
人差し指の第一関節程の深さの穴をあける。
穴の間隔を広めにとる。種は1つの穴に1粒ずつまく。
土ならしで少し土を押さえる。その後、4日~5日程で発芽する。
*ステップ2 間引き
発育の悪い株を中心に、株の距離が近いところは間引く。
*ステップ3 支柱立て
約30日後、細いツルが伸び始めてくる。
草丈が15cm程で自立が難しくなるので、支柱を立てて、ネットをひもで結びつける。この時、支柱をネットで囲むようにするとツルが絡まって成長する。
*ステップ4 収穫
春先になると、スイートピーのような白くかわいらしい花が咲く。
実の中身が詰まってきたら収穫適期。
(種まきから約5か月後)収穫適期になったさやから、ヘタの上をハサミで切って収穫する。
エンドウと似ている種類のご紹介
ご紹介するものは、全て同じ方法で栽培可能です。ぜひチャレンジしてみてください!
*絹さや・エンドウ
さやごと食べるさやえんどうの一種。名称は地方で異なり、関東では「絹さや」、関西では「エンドウ」と呼ぶ。
*スナップエンドウ
さやが柔らかく、豆と一緒に食べられる。さやは肉厚で甘みが強く、硬いスジがあるのが特徴。
*グリーンピース
「実エンドウ」と呼ばれるむき実の品種で、未熟な青エンドウのこと。スーパーで買う時は豆の粒がふっくらしていて、色が濃いものを選ぶ。
プランター栽培のレシピをもっと見たい方におすすめ!
「1000円以下でできるオーガニック菜園」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのプランター栽培のレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。