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「ローボウルを使った寄せ植え」のやり方

  • 2020年7月21日
  • NUKUMORE

一度に多くの植物を楽しむことができる寄せ植えは、とても人気がある園芸です。好きな花、色や開花期、生育条件などを上手に組み合わせ、それに合うコンテナや土などを選びましょう!ここでは、ゼラニウム、キンギョソウ、ビオラ、アイビーを植えました。

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ローボウル(Low Bowl)とは

平丸浅鉢ともいいます。浅いので用土の量が少なく、移動もかんたん。正面を決めるタイプやどこから見てもOKの四方見など、さまざまなスタイルが楽しめます。
スタンドと組み合わせれば、立体的なアレンジも可能です!

植え込む位置・使用する植物・植えつけ時期について

淡い色調と自然な草姿がやさしい春の印象!
中心に草丈のあるゼラニウム、まわりに低いキンギョソウとビオラ、垂れるアイビーをバランスよく植え込んだ寄せ植え。淡い色調でまとめ、どこから見ても楽しめる四方見のスタイルに寄せ植えました。 bm1461_p20_flow_1_1595222547 bm1461_p20_flow_2_1595222565

必要な材料

*ローボウル(テラコッタ/口径30 × 高さ13cm) bm1461_p20_mate_1_1595222354 *鉢底ネット bm1461_p20_mate_2_1595222381 *ハサミ bm1461_p20_mate_3_1595222401 *土入れ bm1461_p20_mate_4_1595222411 *割りばし *鉢底石 bm1461_p20_mate_5_1595222421 *培養土(元肥入り) bm1461_p20_mate_6_1595222452 *じょうろ
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寄せ植えのやり方

*Step1 苗選び

ビオラ:花茎が短く葉色がよく、株元がぐらぐらしない苗を選ぶ。
bm1461_p20_flow_3_1595222644 ゼラ二ウム:茎や葉が鮮やかな緑で株元がしっかりした苗を選ぶ。 bm1461_p20_flow_32_1595223786 キンギョソウ:さまざまな品種があるが、草丈の低い四季咲き性のものなら長い期間楽しめる。 bm1461_p20_flow_34_1595223457 アイビー:寄せ植える花を引き立てる色や形、模様の品種をお好みで選ぶ。 bm1461_p20_flow_6_1595222702

*Step2  植えつけ

①鉢穴よりやや大きめ鉢底ネットを穴の上に置き、土の流出や害虫を防ぐ。 bm1461_p20_flow_7_1595222748 ②鉢の深さ1/5程度の鉢底石を入れる。 bm1461_p20_flow_8_1595222757 ③鉢底石がかくれる程度の培養土を入れ、緩効性肥料を適量混ぜ込む(元肥入りの培養土の場合は不要)。 bm1461_p20_flow_9_1595222791 ④苗をポットから出す前に全体の配置を考え、それぞれの苗を植え込む位置を確認する。 bm1461_p20_flow_10_1595222802 ⑤草丈の高いゼラニウムを最初に植えるため、株を傷めないようにポットからとり出す。 bm1461_p20_flow_11_1595222822 ⑥根が張っている場合は、外側の根を軽くほぐす。 bm1461_p20_flow_12_1595222835 ⑦ゼラニウム2株を中央に配置。株元の土が鉢の縁から2cm下になるように土を足して調節し、ウォータースペースを確保する。 bm1461_p20_flow_13_1595222848 ⑧キンギョソウ3株をゼラニウムのまわりに均等に植えつける。どの苗も根鉢の小さいものは底部に土を足し、すべて株元の高さがそろうように植える。 bm1461_p20_flow_14_1595222861 ⑨キンギョソウのあいだを埋めるように、ビオラ3株をやや外側に植える。 bm1461_p20_flow_15_1595222877 ⑩アイビーをキンギョソウ、ビオラのあいだを埋めるように、やや外側に垂れる感じに植え込む。 bm1461_p20_flow_16_1595222906 ⑪苗のすき間に土を少しずつ足していく。割りばしでつついて奥まで土を入れながらさらに土を足し、表面を平らにならす。 bm1461_p20_flow_17_1595222922 ⑫鉢底から水が流れ出るまで株元にたっぷりと水を与える。2~3日は半日陰に置き、その後は日当たりのよい場所で育てる。
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*Step3 花がら摘み

そのままにしておくと病害虫の原因になるので早めに摘みとる。 キンギョソウ:咲き終わったものから順にこまめに摘む。全部の花が終わるころ花穂の下から切りとると、わき芽が伸びて再び花が咲く。 bm1461_p20_flow_20_1595222993 bm1461_p20_flow_21_1595223001 ゼラニウム:花茎の先にたくさん花をつけるので、咲き終わったものから順にこまめに摘む。終わりかけたら花茎の元からポキンと折りとる。 bm1461_p20_flow_22_1595223017 bm1461_p20_flow_23_1595223026 ビオラ:花びらの縁が内側にしおれはじめたら、花茎のつけ根から摘みとる。つけ根を爪でプチッと摘みとる。 bm1461_p20_flow_24_1595223039 bm1461_p20_flow_25_1595223048

*Step4-1 切り戻し

・茎が長く伸びて乱れたゼラニウムとアイビーを切り戻して形を整える。
・周囲の株の根を傷めないように掘り上げる。 bm1461_p20_flow_26_1595223134

*Step4-2 掘り上げ・植え替え

1年草のビオラとキンギョソウは花が終わったら掘り上げ、夏から秋に咲く花と植え替えれば、長く寄せ植えが楽しめる。 bm1461_p20_flow_27_1595223190 ▲おすすめの花・ニチニチソウ bm1461_p20_flow_28_1595223224 ▲おすすめの花・ジニア bm1461_p20_flow_29_1595223251 ▲おすすめの花・バコパ

各花の詳細説明

*パンジー/ビオラ

bm1461_p20_flow_30_1595223629 ▲パンジー/ビオラ 【詳細】
・スミレ科1年草
・別名:パンジー:サンシキスミレ ビオラ:小輪パンジー
・花色:赤桃黄白青紫黒混
・草丈:50cm以下
・ビオラはパンジーの小型種。最近ではどちらも10月には花つきのポット苗が出回るようになり、秋から春に欠かせない花になりました。月に2〜3回液肥で追肥し、花がらや枯れた葉はつけ根から順次摘みとります。春のアブラムシはオルトラン粒剤などで必ず防除しましょう。 【適した時期と栽培条件】 bm1461_p20_flow_31_1595223612

*ゼラニウム

bm1461_p20_flow_32_1595223429 【詳細】
・フウロソウ科宿根草
・別名:テンジクアオイ
・花色:赤桃白混
・草丈:100 cm以下
・苗は一年中購入でき、日当たりのよい雨の当たらない場所、盛夏は涼しい半日陰、冬は室内で10℃以上を保てば一年中花が楽しめます。元肥に緩効性肥料を与え、開花中は月に1回固形肥料か1000倍液肥を追肥し、冬の休眠中は休止します。こまめに花がらを摘み、花が全部終わったら花茎ごと切りとります。 【適した時期と栽培条件】 bm1461_p20_flow_33_1595223958

*キンギョソウ

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・ゴマノハグサ科1年草(宿根草もあり)
・別名:スナップドラゴンアンテリナム
・花色:赤桃橙黄白紫混
・草丈:150cm以下
・さまざまな品種がありますが、寄せ植え向きなのは草丈が20cm前後の矮性(小型)種で、5号鉢に2株、プランターなら3〜4株が目安。花の最盛期は春ですが、花がらをこまめに摘み、月に1〜2回液肥で追肥すれば、秋に再び開花します。春、ヨトウムシに侵されやすいので虫が活動する夜に捕獲。 【適した時期と栽培条件】 bm1461_p20_flow_35_1595224003

*アイビー

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・ウコギ科つる性植物
・「ヘデラ」の名でもおなじみ。年間通じて風通しがよい蒸れない場所で管理し、2か月に1回緩効性の固形肥料を与えます。土の表面が乾いたら株全体に上からかけるように水を与え、伸びすぎた枝は順次切って整えます。低温には強いのですが、氷点下にならないように注意。
【適した時期と栽培条件】 bm1461_p20_flow_37_1595224073

寄せ植えのレシピをもっと見たい方におすすめ!

「はじめて育てる寄せ植え」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの寄せ植えのレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。 bm1461_book_1595224122

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