地球温暖化、コンクリート化、
大量の海ごみ、マイクロプラスチック…。
このままでは日本の砂浜がなくなってしまう。
砂浜にくらす生きものたちの居場所がなくなってしまう。
数年後、子どものとき遊んだ思い出の砂浜はもうないかもしれない。
数年後、海水浴やサーフィンはもうできなくなってしまうかもしれない。
だから、私たちは自然豊かな美しい砂浜を守りたい。
日本自然保護協会は、多くの企業や団体の皆さまと連携して、自然海岸の減少や海ごみの問題など、海や砂浜が直面している課題の解決を目指して「全国砂浜ムーブメント」(以下、砂浜ムーブメント)を主催しています。
5年目となる今年も、皆さまによりよく活動いただけるよう、新たな取り組みやご参加いただけるフィールド、オンラインでの活動の機会も増やしていきます。全国の皆さまのご参加をお待ちしています!
砂浜を守る3つのアクション
海や砂浜の課題解決を目指して、3つのアクションを呼びかけます。ノートやアプリを使った活動は、誰でも楽しく参加できるものばかりです。
Act1.砂浜ノートを子どもたちに届けよう!(目標は20,000人)
海や砂浜のことを楽しく学べる特製の「砂浜ノート」を子どもたちに配って、海や砂浜の大切さを伝えてくださる方を大募集。
自然観察会やビーチクリーン、学校の授業や自由研究などにも最適のノートです。
Act2.砂浜のいきものをしらべよう!
~自然しらべ2023~(目標は60,000データ)
ヤドカリ、カニ、植物、鳥、魚、貝殻、昆虫・・・砂浜で見つけたいきものはなんでも対象です。砂浜でいきものを見つけたら写真を撮って、いきものコレクションアプリ「
BIOME(バイオーム)」に投稿してください。
特に見つけて欲しい一押しの生きものは、砂浜のことを知るてがかりになる生きもの10種です。
詳しくは、いきものコレクションアプリ「バイオーム」のいきものクエスト「砂浜いきものクエスト」をチェック!
Act3.砂浜や街中でごみを拾おう!(目標は1,500万個)
砂浜や河川、家や会社のまわりでごみ拾いをしよう。ごみを拾ったら、ごみ拾いアプリ「
ピリカ」に写真を投稿してください。プラスチックごみは、海に沈んだり、小さなマイクロプラスチックとなると回収が困難です。
ごみが海に届いてしまう前に、街中など身近な場所で回収することが重要です。ピリカのイベントページ「全国砂浜ムーブメント2023」の参加ボタンを忘れずにクリック!
more アクション「砂浜アクティビスト」になろう!
1人でも多くの方に海や砂浜のことを知ってもらうため、魅力や課題を周りに伝え広げてくれる人を「砂浜アクティビスト」と呼び、私たちが皆さまの活動を応援します。
「砂浜ノート」をはじめ「砂浜クエスト」「海を学ぶワークショップ」などの資料やプログラムの使い方を紹介し、誰でも気軽に自然観察会やビーチクリーンを開催できるお手伝いをします。詳細は特設サイトにて順次公開していきます。